守備で重要なのは、エラーを
少なくすること!失策数の減少が勝利への近道!

 21年の東京オリンピックで高い守備力と結束力で37年ぶりとなる悲願の金メダルを獲得しま
したが、失策数は、ドミニカ共和国と同じ、参加国の中で最小の1個である。2008年の
北京大会の守備陣の連携ミスやプレーの粗さから、他国に負けるケース多くみられた大会と               
比較すると東京大会の日本チームの守備力は圧倒的な守備陣だった。特に二遊間の菊池選手
山田選手と坂本選手のランナーがいる場面での内野ゴロを            
高い確率でダブルプレーに仕留めていました。             守備で重要なのは、エラーを少なく すること!失策数の減少が勝利への近道!

▲ミスがなかったのが日本の強みだった!

守備に対する信頼があるからこそ、バッテリーも要所を併殺打で抑えればいいと言う確信を
元に投げられたのではないでしょうか!派手なバッティングに隠れがちな守備陣ですが、
エラー1個という固い守りと正確な連携プレーが金メダルに繋がったのだと思います。
決勝戦の後、坂本遊撃手は『ミスがほぼなかったのは、日本の強みだと思います。守備から
攻撃へと、いい流れで試合ができました』と試合後のインタビューで
ゲームを振り返っていました。

 

この守備の良さで、チームがうまく機能するのは、国際大会や短期決戦だけでなく、シーズン中
でもよくみられる傾向です。2020年の巨人は3割打者が一人もいない中でセリーグ2連覇を成し
遂げました。20年のチームの失策数は43個です。セ・パ両リーグ合わせた12球団の中で最小
でした。プロ野球史上ペナントレースでのチーム最小失策数の記録は1991年の西武と2017年の
ソフトバンクの38個がプロ野球最の小記録です。

▲歴代の守備率NO1ソフトバンク!

守備率では。2017年のソフトバンクが993で歴代1位です。1991年の西武が992で歴代2位
です。両球団ともシーズンは優勝と日本一に輝いています。当時のソフトバンクは
柳田選手、中村選手、松田選手など、91年の西武の当時のメンバーは、清原選手、秋山浩二
選手やデストラーデな打撃力に注目してしまいがちですが、堅固な守備からリズムを作り、
勝利を積み重ねたことを。見逃してはならない。ちなみに、ソフトバンクは
17年から3年連続日本一に輝いています。

91年の西武は、清原選手や秋山選手威など規定打席に到達した選手に3割打者は一人も出ていま
せんでした。つまり優勝は守り切って優勝したと言える優勝です。2021年(昨年)の阪神は
前半戦は首位で折り返しましたが、打線が沈黙し後半戦は失策も多く、リーグワーストの
86個と大事なところでエラーが多発。ほとんどが失点につながりました。守備を含む守りが
重要なのです。失策を減らすことが勝利への近道あると言うことです。。

2022年10月11日