アウトにできる位置で捕球するのが基本!

 待つより、足を使って取りに行く方が捕球しやすい!

野球を始めたばかりであれば、胸の前で捕りなさいと先輩やコーチに教わると思います。
慣れてくるとバウンドの合わせ方、ショートバウンドの位置で捕球した方がボールの軌道に
惑わされず捕球しやすいことが理解できます。ただ内野手の役割はアウトを捕ることです。

内野守備の基本であるアウトにできる位置で捕球する

つまり、内野手は捕球してからファーストに送球しアウトにしなければ野手の役割を果たした
とは言えません。つまり内野手は打者ランナーがファーストにつく前に送球しなければ
アウトを捕れません。打球が打たれてから4~5秒の時間に処理しなければならないのです

打球は『千差万別』であり、瞬時に判断が必要!

しかも、打球のスピードはボテボテのゴロから強烈な打球まで千差万別です。その打球を
待って捕るか、前に出て捕るか、瞬時に判断し捕球から送球までしなければなりません。
ボテボテのゴロの場合、打球音と同時にダッシュで捕りにいきランニングスローでアウト!

 

つまり、野手は千差万別の打球を瞬時に判断しアウトにすることを考えると打球のタイミングに
合わせるのではなく積極的に捕りに行くことが一番早く、確実であることが分かります。

足を使ってボールに向かっていきバウンドを合わせる

自分からボールに向かっていき、フットワークの中で自然に打球と同調していき、ちょうど
いいタイミングで、いい位置で捕球できるようになる。一番やってはいけないのは打球に
合わせようと言う意識が強いためボールを、待つ姿勢になってしまうことです。

 

そのように、待っていると目の前で、イレギュラーしたりぐスパイク後にハマってしまい
思わぬ所に逸れたりしてしまいます。待つより、自分から積極的にボールに向かっていく方が、
タイミングも合わせやすいものなのです。