守備力とは『できなかった』を『できる』に変える。

 

ここでは、守備の基本は何なのか、守備力を上げるにはどうしたら良いのか!
単純に、打者が打って、走って、一塁ベースに到達するには4秒~5秒強かかります。
つまり、内野守備の場合4秒~5秒のの間にボール追い、捕って送球しなければなりません。

守備力の向上のために火調な3ッツの要素を説明したチャート

今まで、試合でエラーした場合、選手はノックを多く受けて練習するのが日課だった。
ここで問題なのは、なぜエラーしてしまったのか?なぜ捕れなかったのか?
つまり、“なぜ!なんで”できないのか?の検証がされないことが問題なのです。

 

だれが見ても、『あれは見事なヒット』と思われるような打球は守備の問題ではありませんが、
『あの打球は、スタートが良ければ捕れた・・』と思うなら、スピードをつける技術
スタートダッシュを磨けば良い、グラブの出し方が悪かったら、グラブの使用技術を学ぶ。

出来なかったこと、失敗したことを、修正、「できる」に変えるのが練習!

ダッシュ力が足りないのなら、フィジカルトレーニングすればすればよい!
その他、さまざまな原因が考えられる。この原因を克服して次の試合に「捕れる」に変える。
のが、練習の役割であり、練習の意味である。

 

このように、出来なかった、要因をひとつづつ手順を踏んで解決していくことが選手の
モチベーションを維持することにつながり、選手も一歩前進、成長を実感できます。
当然、監督コーチも選手の状況を把握し、指導しなければなりません!

ただノックを受けているだけでは、上達しません!

 野球の守備は打球が自分の守備範囲に来た場合は、打球に向かってスタートし、アプローチ
して、ボールを捕って、送球する流れになりますが!走者アウトにするにはこの流れを
迅速にこなして、打球に果敢に挑まなければ、アウトにすることができません。

 

このスタートしてから、送球し、アウトにするまでの流れを毎日反復練習して、
この技術を身につける。送球方法も、ゴロの捕り方も、いろんな方法があり、これらの
技術を一つひとつ習得し、身に付けることで守備はうまくなっていくのです。