データでは判断できない、二遊間の選手のバランスのとり方!

野球を初めてやる、相手チームの実力を測る時にセンターラインの選手を見ろと言われます。
遊撃手を見れば、そのチームの力が分かるとも、言われています。遊撃手で分からなければ
二塁手とセンターを見ろとも言います。つまり、野球はセンターラインが捕手、遊撃手と
二塁手、とセンターラインを中心にチーム構成をします。どのチームもショート(遊撃手)には
チームで一番野球がうまい選手がやることになっているのです。ショートは花形選手なのです。

データでは判断できない、二遊間の選手のバランスのとり方!

次ぎにうまい選手が、二塁手なのです。もちろん野球の知識も豊富なショートとセカンドです。
外野はセンターが中心です。投手と捕手は誰でもよいと言うわけにはいきません。センター
ラインは守備の負担がかかります。捕手、二塁手と遊撃手、中堅手(センター)このセンター
ラインが守りの中心なのです。ひと昔前までは、遊撃手も二塁手も打撃面では、打率を250、
OPS700以上を記録していればOKでしたが、最近では、レベルが上がっています。

今のショート・セカンドは打てる選手が多い!

巨人の坂本勇人選手やヤクルトの山田哲人選手、菊池涼介選手、楽天の浅村栄斗選手たちは
3割・OPSは、800以上を記録しています。さらに、バンクの今宮健太選手も二桁本塁打と
OPS・700以上を複数年記録しています。守備の人のイメージが強い、西武の源田荘享選手も
OPS700以上を一度達成しています。今、遊撃手も二塁手も捕手と同じように、負担が大きく
なっています。この、二遊間に関しては、どちらかに守備力の高い選手を置き、片方には
打撃力のある選手を起用するのが多くなっています。もちろん両選手とも打てて
守れる選手に越したことはありません。

 

今、プロ野球の遊撃手の代表格である巨人の坂本勇人選手は、入団2年目の開幕戦に二塁手で
出場。その時の遊撃手は二岡智宏選手である。この時、坂本選手を若手の有望株として、育てて
いくプランであった。しかし、この試合で二岡選手が故障してしまい、坂本選手がそのまま
遊撃のポジションを任されることになったのである。しかし経験の浅い坂本選手をカバーして
育ててくれたのが広島から、入団した木村拓也二塁手である。

坂本選手も二塁手の木村選手にカバーしてもらい育つ!

木村選手は二塁手として坂本選手を遊撃手としてカバーしながらこのシーズン124試合に出場。
打率293、7本塁打、31打点OPS 735と巨人在籍時のキャリアハイの記録を残しました。
結果的に坂本は、木村選手にカバーしてもらいながら育ったのである。やがて坂本選手が
攻守の柱に成長すると、二塁手が多少打撃力が劣っていても、坂本がカバー出来るように
なったのである。今年34歳になった坂本選手、少し衰えが目立ってきましたが、

コンバートするとの話しが、本格的なってくるのか、来季の動向が気になりますね!
今度は坂本選手が誰を育てるのか、どこにコンバートするのか、2塁手になり木村選手の
ように若手をカバーして欲しいですね!遊撃手が守備型の場合、二塁手に強打者である
外国人選手を起用することも一つのオプションとして有効である。DeNAの強打の
二塁手手である、ネフタリ・ソト選手がそうである。このように遊撃手と二塁手は
センターラインの重要なポジションである。
2022年10月12日