肉離れ 防ぐには入念なウォーミングアップが必須!

 

バッティングでバットを振った瞬間に全身に力が入ります。踏み出した足腰に
回転する上半身などに一気に力が入ります、踏み出した足腰と回転する肩と伸る両腕
全てが練習通りのリズムでボールをインパクトできれば問題ありません。が、

 踏み出した足がちょっとズレたり、捻ったりすると、ふくらはぎや太ももに必要以上の
力が加わり、このような時にふくらはぎや太モモの筋肉に負荷がかかり、筋肉を損傷して
しまいます。つまり、筋肉がプチッと切れてしまうことを肉離れと言ます。

 

また走塁中に、モモやふくらはぎが肉離れになる可能性もあり、また、ベースを回る時に
無理な体制になりバランスを崩して、足のふくらはぎの肉離れを起こしてしまうのです。
予防方法は、試合前や練習前に充分なウォーミングアップをしましょう。

 

普段のグラウンド整備も危ない石ころやグラウンドの凹みなど常に野手の皆さんが
動きやすいように足場を整備しておきましょう。また、バッターボックスや走塁コースも
凹凸や石ころなどが散らばっていないように注意して整備しましょう。

▼肉離れが、起きてしまった場合の対処方法!


肉離れになってしまった場合、その時点で運動を中止する。顧問の医者がいれば、、素早く

アイシングで、内出血を抑えて、応急処置を施してもらい、病院に直行して治療を受ける。
痛みないからと言って、プレーを続行したり、ケガを放置などは絶対にしないでください。

 

肉離れの治療を終え、完治後は入念なリハビリが必要になります。まずは軽めの運動で
筋肉をゆっくり動かし、徐々に鍛えなおします。このリハビリを軽視すると同じ個所を
肉離れする危険性が非常に高くなりますので、焦らず慎重にリハビリをしましょう。

肉離れ完治の確認の方法!

・ケガをした部位の筋肉をストレッチしても痛みを感じない。

・ケガをした部位を押しても叩いても痛みを感じない。

・ケガをした部位に力を入れても痛みを感じない。

・ケガをした部位が足首の場合踏ん張っても痛みを感じない

▼リハビリは弱すぎず、特に強すぎはダメです!

少しづつ、軽めのストレッチや歩行訓練をしてみる、痛みが少しでも感じられれば
それ以上の運動は控えて、しばらく様子見て、再度、軽めのお歩行をゆっくりと始めて、
痛みがなければ距離を少しづつ伸ばしていき、肉離れになる前の状態に戻るまで続ける。

 

もちろん、お医者さんの指示を忠実に守ることが大事リハビリです。
リハビリの目的は、治療のため、使わず固定していた筋肉が衰え、硬直化してしまった
筋肉を肉離れする前と同じ状態に戻すことがリハビリの目的です。、

 

衰えた筋肉を動かし、伸ばすことで柔軟性を取り戻していく内容のリハビリになります。
その為には、適度な負荷を与えたり、軽く動かすことなどで血行を促進していくことが
とても効果的です。負荷は弱すぎてもダメですし、特に強すぎてはダメと言うことです。

▼アイシングのメリット

・血流を鈍くすることで内出血を抑えてくれる。
・感覚を鈍らせ、痛感神経を麻痺させ痛みを感じなくさせる。
・痛みを感じる物質を局所的にとどめ、全身に広がるのを防いでくれる。

▼アイシングのデメリット

・血流の流れが悪くなり、キズの回復スピードを遅らせてしまう!
   アイシングは長くて30分位と考えて方が良い。
・筋肉が固くなってしまう。
・筋力が低下してしまう。
・神経の伝達が低下してしまう。