日本人の感染者が少ない要因「ファクターX」とは！

日本人の新型コロナウイルスの感染者が欧米人より少ない要因として指摘されている
『ファクターX』について、理化学研究所は『日本人に多い特定の免疫タイプ要因の一部です
と解明しました』発表。また、新たな変異株である『オミクロン株』にも有効なワクチンの
開発にもつながりそうだ、話しています。

新型コロナが細胞に感染すると、免疫作用で細胞の表面にウイルスが侵入したことを示す
抗原となるぺプチドと言う物質が現れる。これにキラーT細胞が刺激され増殖し、感染細胞を
破壊して重症化を防ぐ。研究チームは、日本人の6割が持つが欧米人には１～２割しかいない
『24』と言う免疫タイプに着目。このタイプの細胞が新型コロナに感染した時に、細胞の
表面にどんな種類のペプチド表れ、キラーT細胞がどう反応するかを分析しました。

その結果、『ＱＹＩ』というペプチドにキラーＴ細胞が効率的に反応すると判明。
新型コロナに感染していない同じ免疫タイプの人から細胞を採取しＱＹＩを投与すると
８３・３％でキラーＴ細胞が増殖した。これらからファクターＸは、この免疫タイプの
多さが要因の一部だと結論づけた。ＱＹＩをワクチンとして投与すれば重症化を抑止できる
可能性がある。理研の藤井真一郎チームリーダーは「ワクチンが効かなかった人の新たな
治療法になり得るし、オミクロン株にも有効だとみている」と話した。
夕刊フジ公式サイトから

コロナ感染者の減少が止まらない。

▲東京都の12月９日の感染者数は

東京都は今日（12月9日）の新型コロナウイルスの感染者17人と発表されました。真近7日間を
平均すると、1日当たりの新規感染者数は、16.7人です。前日から微増し、前日と比べて、
入院患者は1人減69人です。重症者は同数の3人です。新規感染者のうち、感染経路が不明な
人は9名だった。東アフリカ地域からの帰国者2人の要請も確認された。

累計の感染者は38万2324人、死者は3170人となった。東京の新規感染者数は50人を下回る日が
続いています。一方韓国は今日も増えて7000人を超える感染者が出ていて、感染状況の悪化に
歯止めがかかっていません。韓国メディアは『“K防疫”が崩壊しつつある』と指摘、
対策を強化を求める声が強まっています。

▲令和３年12月９日現在の日本人感染者数累計！

新型コロナウイルス感染症に関する状況及び厚生労働省の対応についてお知らせします。
国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は1,728,237例、死亡者は18,369名と
なりました。また、入院治療等を要する者は1,120名、退院又は療養解除と
なった人は1,709,008名となりました。