なぜ日本だけ、新型コロナの
感染者が急激に少なくなっているのですか?

新型コロナの感染者が2021年8月にピークを迎えた後に急激に減少し、11月には新規
感染者が50人以下になるなど、ほんとですか!と疑いたくなるほど少なくなっています。
欧米や韓国では感染者が急拡大しています。中国メディアの※騰訊(テンセントと読む)
「中国の企業が運営しているポータルサイトのこと」日本で感染者が急減している
理由を考察する記事を書きました。

日本だけ感染者数が激減している理由には、様々な要因が言われていますが、考えられるのは
主に3つですと記事は指摘しています。一つ目は『ワクチンの接種率高さ』です。日本の
ワクチン接種はスタートこそ遅かったが、始まると我さきにと競って接種し、2021年11月の
時点で接種率は75%を超えていますと伝えています。接種率に加えて、二つ目は日本人は
マスクの着用に抵抗がなく、むしろ積極的にマスクを着用しているため感染拡大を防いで
いるとしています、マスク着用を嫌がる人が多い欧米とは大きく異なっています。

 

3つは目は、日本においては『デルタ変異株が感染力を失った』という説も紹介している。
変異を重ねたことでデルタ株が「自滅」したという考え方で、可能性は低いがワクチン接種率と
感染対策の徹底と合わされば、あり得ない話ではないとした。全国で非常に厳しいコロナ対策を
実施している中国でさえ、各地でブレイクスルー感染が相次いでいる。ロックダウンも
行わずに感染者が急減した日本は、中国人が興味深く見ているようです。

11月27日にオミクロン株が成田空港で確認された!

南アフリカなどで確認された新たな変異ウイルス「オミクロン」。成田空港に到着したペルーに
滞在歴がある20代の男性が「オミクロン株」に感染していたことを確認したと明らかに
しました。「オミクロン株」が国内で確認されたのは、これで2例目です。

日本政府は11月29日、全世界からの外国人の新規入国を停止する方針を発表しました。
どれだけウイルスが広がりやすいのかを左右する伝播性や重症化しやすいのか左右する病原性。
さらにどれくらいワクチンが効くのか、確認する免疫回避。このようなウイルスの特性に
ついて、現時点では明らかになっていません。

 

まだ、不明なことが多い中で、情報が少ないため各国はこの変異ウイルスにどのような対応
しているのか、分かる範囲でまとめてみました。

▲オミクロンは南アフリカから始まった!

オミクロンは11月11日にアフリカ南部のポツワナで採取された検体から初めて検出され14日
には、南アフリカでも検出された新たな変質ウイルスです。南アフリカのハウテン州という
エリアで多くの感染者が出たことが報告されています。11月12日から20日までに採取された
77例の検体が全てオミクロンの感染例だったことが明らかになっています。南アフリカでは、
オミクロンの感染者が増加傾向にあり、11月15日までに検出された感染者の
75%上がオミクロンだった。

▲オミクロンの特徴!?

 ・デルタ株などに比べて変異に「多様性」がある。

・人の細胞に侵入しやすくなり、感染力が高まったおそれがある。

・ワクチンが効きにくいおそれがある。

上記が国立感染症研究所のオミクロン株についての見解である。尚今のところまだデータが
少ないため「可能性」であり確定ではありません。・

 ▲オミクロンが侵入した周辺諸国、ヨーロッパなど!

オミクロンの感染者が発見されている国々11月30日までに分かった国々。