何と言っても、試合が一番の練習です!

特に初めて試合に出場する新人にとっては、
緊張で試合どころではないでしょう、練習では経験していない事ばかりです。試合が始まって
前のバッターが打っている時はネックストバッターズサークルで待っていなければなりません。

待っている時もピッチャーの投げるリズムやタイミングの取り方も考えながら観察します。
バッターボックスに入る時は、主審に「お願いします」と大きな声で挨拶してから入ります。
肩の力を抜いて楽な気持ちでピッチャーに向かって構えます。

ピッチャーのモーションがタイミングを外すために複雑になっています。

ベンチから見た感じと構えての見た時のピッチャーの感じが違く見えると思います。
構えてて見た感じがそのピッチャーの正確な動きであり、ピッチングフォームです。
その動きのどこにタイミングを合わせるのか瞬時に判断しなければなりません。

 

最近のピッチャーは色んな足の上げ方をしてタイミングをずらしてきます。
特に多くなったのが上げた足を2回上げ下げしてバッターのタイミングをずらしてきます。
昔は二段モーションでダメだしされていましたが、今は良くなった様ですネ!

マリナーズに移籍した菊池投手が二段モーションで2~3年前苦労していましたね!
中日ドラゴンズの柳投手は二段モーションにして、2019年(今年)はエースになりました!
柳投手自身が二段モーションにして本当に良かったとインタビューで語っていました。

エンゼルスの大谷選手もメジャーでタイミングの取り方を変えました

ピッチャーもバッターもタイミングの取り方がいかに大事かと言うことが柳投手の件からも
良く分かります、バッターで言えば昨年のエンゼルスの大谷選手ですね!オープン戦で
全く当たらず、開幕直前に足を上げるのやめて、右足のカカと上げ下げでタイミングを
取るようにしてから成功!して一気にブレイクしました!

柳投手や菊池投手もそうですが、大谷選手は開幕の2~3日前にコーチと話して、試合で試して
コツをつかみ、もちろん練習もいろんな形で試したと思いますが、最終的に決断したのは実践で
試して上手くできたので切り替えられたとお話しています。

ピッチャーにしてもバッターにしても練習で上手くいっても、実践で試すまでは安心できない。
当然と言えば当然ですが練習を繰り返し実践で自信をもって出来るようになるのだと思います。
練習も実践も手抜きせず頑張りましょう!バッターは7割の失敗が当たり前なのですから!