シートバッティング  相手の裏をかく「賢い」バッターを目指そう!

試合を想定した、シートバッティング!

ピッチャーが投げたボール打ち、各ポジションに守備を付けた状態でバッティング練習を
する、試合を想定したバッティングの練習です。この練習をシートバッティングと言います
自分のバッティングを確認しながら、試合を想定した練習ができます。

シートバッティング練習外野フライの打ち方

シートバッティングの時はいろいろな状況、例えばランナー2塁、3塁、ワンアウトの
場合、得点のチャンスです。外野フライを(犠牲フライ)捕られても3塁ランナーは
タッチアップで1点取れます。2塁ランナーもタッチアップで3塁に進めます、
犠牲フライは最低限の責任と考え確実に打てる技術を身につけましょう。

 

但し、犠牲フライの場合は浅いフライでは、タッチアップで還ってこられません、
充分な距離がなければ、タッチアップしてもホームでタッチアウトになってしまいますので、
練習で十分な距離を打てるよう常に犠牲フライの距離を意識して練習しましょう。

 

もちろん、内野ゴロでもにゴロを転がせば、三塁ランナーは還ってこれます。
ゴロであれば、打った瞬間に三塁ランナーは2遊間、1、2塁間の方向を確認して
スタートする。このように外野フライも、内野ゴロなど確実に打てるように練習します。

試合で考えられるケースを作ってバッティング練習!

つまり、シートバッティングの際にはこのように、自分の苦手な状況などを設定して、
様々な形にランナーを置いて、試合で考えられるケースを作り、どのようなバッティングを
したら良いのか考える。これがケースバッティングです。

 

また、ランナーの動きを見て、状況に応じたバッティングを考えなくてはなりません!
打つだけでなく、バントやヒットエンドランなどもどんな時に仕掛けたら効果的に
なるのか、チームで話し合い考えましょう。

 

、ランナーを進めるバッティングをする!

 ランナーを進めるためには、バントやヒットエンドランをすることが必要になります。
バントは確実にボールの勢いを殺し、インフィールドに転がさなければなりません。
打つ場合は、ランア―がいる塁を頭に入れて、ランナーの背後を狙って転がします。

 

ランナーを進めるためには、フライを打たないように注意しましょう。またランナーが
盗塁をする場合は、空振りをするなどして、キャッチャーが送球しづらい状況を作る
こと考えましょう。ランナ―がいる場合ボールカウントやアウトカウントを頭に入れておく。

 

、チャンスを広げるバッティングを考えよう

 チャンスを広げるバッティングとは、ヒットを打てれば言うことはないのですが!
ランナーが出塁している時はランナーを得点圏に進めるのが第一です。
バントやバスター、またはヒットエンドランなどの作戦があります。

 

相手の守備などの状況を判断して、自分も生きるセーフティーバンドなどを仕掛ける
のも面白いと思います。ただバントやセーフティーバント、またヒットエンドランなども
簡単ではありません、普段の練習でしっかり訓練しておきましょう。


、チャンス! ランナ―を還すことを考える!

 ワンアウトランナーで2塁、3塁や満塁などの時ヒットや長打を打ってランナーを
還すのが一番いいのですが!そう簡単にいきません。このチャンスは絶対に還さなくては
負けてしまいますと言う場合、バッターに長打力があれば、犠牲フライを打てます。

 

長打力が期待できないバッターであれば、スクイズを決めてもらうこと考えなければ
なりません。スクイズはアウトを一つ相手に挙げて一点を取りに行く戦法です。
バント技術に自信がなければ成功しません、チーム全員で練習しておきましょう。

普段の繰り返しの打撃練習が大事になってきます。

スクイズも読まれてしまうと、確率は一気に下がります。一点を争う緊張の場面での
スクイズは守る方も、攻める方も頭も体もお互いに極度の緊張状態になります。
このような時勝つのは、普段からの練習で自信を持てる方が勝つのです。

 

もう一つ作戦は、外野フライもダメ、スクイズも危険な場合、内野の頭を超える
ライナーを打つ方法または、強い打球速度の速い、ゴロを1塁、2塁方向に打つことです。
外野フライもスクイズも強くて速いライナー、ゴロも普段の練習で繰り返し打つことです。

いろんなケースのバッティング練習
 出塁するバッティングを心がける。

野球は点取ゲームです。バッターボックスに入ったら、誰でもヒットや長打を
打ちたいと思ってピッチャーに向き合います。が!打つ意識が強すぎてボール球を
打ってしまったり、ミスをしてしまいます。まずは、フォアボールでも、振り逃げでも
塁にとにかく出ることを心掛け、冷静になりボール球を振らず、ボールをよく見ましょう。

裏をかく攻略法を考えるバッティング!

 試合の状況を見て初球からでも、打っていけないと言うことはありません。
もちろん、3ボールノ―ストライクからでも打ってもオッケーです。基本的には
打ってはいけないカウントはありませんが、ランナ―がいる時は監督の指示に従う。

 

例えば、ランナー1塁の時に送りバントやヒットエンドランなどの作戦の指示があれば
確実に実行しなければなりません。何の指示がないときは自分でピッチャーの攻略法を
考えましょう、ライト方面への流し打ちなどランナ―を進めるバッティングしましょう。