緊張は人間の正しい反応である!
1964年の東京オリンピックの時代はバレーボールの大松監督の回転レーシーブで金メダル、
まさに根性、気合で鍛えられた時代でした。回転レシーブ新しいバレーの技として一時代を
築きました。「巨人の星」のマンガ、根性マンガ、会社の教育、学生の部活、などなど。
何でも、根性と気合で、ダメな時は根性が足りない。と、より厳しく自分を追い込み険しい
表情で耐え続けると言う鍛錬法で、日本人は長年、そうして試練を乗り越えてえて来ましたが、
アスリートのメンタルに焦点が移行し、メンタルトレーニングに注目が集まっています。
今は、アスリートのメンタル面が注目がされる時代に変わり、ただ根性と違って、メンタルは
筋肉のように、鍛えられるのでしょうか、カラダを鍛えるのは目に見えて変わってきますが、
流行りの習性とは言え今度は、何でもかんでも『メンタル強化』で・・。
緊張するのは人間の正しい反応である!
緊張しない精神、心理を鍛えられのでしょうか、どんな状況でも怯むことがなく実力を発揮
することが出来るのでしょうか?もともと人間は特殊な環境では、緊張するのが当たり前であり
『緊張するなと!』言う方に無理がある?
緊張すること自体、問題ないのですが、よく『いい緊張感』でできました。と
選手が言うことがあります。それは別にスポーツでなくても誰でも経験していることです。
学生であれば、入学受験や学期末の試験など、また弁論大会などで経験していると思います。
これは、言かえれば『緊張感を集中力』に変えて力を発揮しているからです。つまり緊張感を
集中力に変えることで上手くいくいい例です。人間は(受験競争)などで相手がいる場合
『闘うか逃げるか』と言う時に緊張状態になる。どちらが良いと言うことではないですが。
いい緊張感が『いいプレーを生む』!
緊張状態が強い力を生む、『火事場の馬鹿力』と言う、自分でも説明できない力が強い
集中力で理屈では計れない力が生まれる、ことがある。まさに、いい緊張感が爆発的な集中力を
生むのである。この反対が『カラダが、すくんで動けなくなる』ことである。
『カラダが、すくんで動けなくなる』のはスポーツの場合が多い。最終回、同点で
ワンアウトランナー3塁でチャンスにスクイズのサインに、バッターはどうする!この時に
『闘争と逃走の反応』が働く、交感神経が刺激され『いい緊張感』になるか!
冷静に判断し、緊張状態を集中力と闘争力に変えて、狙いどうりににスクイズを決め
逆転できるか!つまり、この時に『カラダが、すくんで動けなくなる』と逃走したくなる、
弱気になると負けであり、勝負に勝てません。
メンタルを強くするには『常に準備』が大事です。
緊張するのは、いいのですが『極度の緊張感』になると、普段できることも。できなくなって
しまいます。『カラダが、すくんで動けなくなる』のを避けるには、練習とメンタル
トレーニングしかありませんが。まずは、練習で準備する。
適度の緊張感を保つには、バッターボックスでも構えるまでは力を抜きリラックスする
方法をつくりましょう。構える時もラクに、ボールがリリ-スされたら、一気に集中する、
練習の時から切り替えのタイミングを練習しましょう。
野球にはルールがあり、試合の想定はある程度普段からできます。いろんなケースがあり
そのケースにはセオリーがあります、それを普段から練習を重ねることが大事です。
練習をすることで、いざと言う時にいい緊張感で対応できます。