健全な成長のために知っておきたい心身の健康!

 

野球に限らず、多くのスポーツに目覚めるのは小学生になってからだと思います。もちろん
野球も小学生の時に野球チームに入り、野球のイロハから先生やコーチに(大人に)基礎から
教えてもらう。小学生から、中学、さらには高校生、大学生とだんだんと少なくなります。

高校までは、甲子園を目指し敗退するとその先大学、社会人またはプロのドラフトに
指名してもらう。つまり高校の夏の大会を終えるとほとんどの選手が選手生活を
終えてしまいます。一握りの選手が、プロ野球、社会人野球、また大学野球に進みます。

不安定なカラダと心の成長、心身の健康の重要な時期である!

つまり、ほとんどの選手が小学生~高校生までの心身の成長期だけ野球をやっていることに
なります。人間の骨格や筋肉、カラダの成長は10代の中頃から発達、成長していきます。
もちろん、カラダとともに脳、心の成長も10代から20代前半に基礎がつくられる。

サッカーの世界では神経系の発達期9~11歳くらいを「ゴールデンエイジ」といい、
次ぎの13歳~15歳までを「ポストゴールデンエイジ」と呼んでいますが、この年代の時期は
一日ごとにカラダが変化(成長)するときです。昨日できたことが、今日はできなくなる。

 

と言うようにカラダと感覚にズレが生まれる。このことを「クラムジー」と言う状態になり
がちです。骨格の成長に筋肉の成長が追い付かなくなり、強い運動に耐えられなくなることが
生じてしまうことがあるのです。

心の「社会不安障害」の問題は10代~20代前半がほとんど!

カラダの成長の不安定な問題と同じように心の不安定さも当然あります。
ある特定の条件下で過度に緊張する「社会不安障害」は発症年齢が10代~20代前半の
若い青少年がほとんどであることが分かっています。しかも原因が解明されていません。

 

が、脳内物質の問題であることと、考えられています。また、メンタルの強弱の問題も
あるのか、ないのか、まだ答えは出ていません。さらに人間はプレッシャーがかかる状況では、
緊張しますが!緊張しない人間なっているのか!?などなど・・・。

 

青少年の選手には、心身の成長にはスポーツのプレー以外に様々な知識や人間として
知らなくてはならないことが沢山あります。もちろんそれがスポーツの良さであり、
楽しみでもありますが!野球の技術を学びながら、人間として成長することが重用なのです。