基本的なストレッチでケガをしにくいカラダを作る!
大リーグのイチロー氏がケガをしないカラダで有名ですが、彼は試合前と終了後も必ず
ストレッチを念入りにしていたそうです。プロ野球のオリックスに入団してからマリナーズを
2019年の4月に退団するまで、体重もほとんど変わらず維持していたそうです。
ストレッチは、それ位ケガの防止に良いと言うことをイチロー氏が証明しています。
野球に限らず、スポーツ全般にストレッチの実施は推奨されていますし、大事なことです。
練習前のウォーミングアップ、練習後や試合後のクールダウン、体の疲労回復させる効果。
などに加えて体を柔らかくすることで、パフォーマンスを向上させる効果もあります。
まずは、ケガをしないカラダ作りをすることを目的として取り組んでみましょう。いくら、
バッティングが上手くなってもケガをしてしまったら、野球ができません!
ストレッチは練習前後に実行することが大事です!
毎日バットが振れるようにするためには、ストレッチ念入りにやり、ケガのしにくい
カラダを作ることが、バッティング上達のコツです。このページでは、上半身、下半身など
の基本的なストレッチを紹介いたします。カラダの各部位ごとにやり方があります。
自分の弱い部分や、体の硬い部位など各自に適したストレッチを学んでください。
全ての人に共通な関節の部分、足腰、肩、手首など・・・・自分の弱い部位を優先的に
鍛えましょう、大事なのは必ず、練習の始めと終了前に全員でやることを徹底してください。
ストレッチのメリット
ストレッチを軽視している人が多いですが、ケガを未然に防ぐには、ストレッチは
最適な予防運動です。スポーツをしていると、トッサの動きをしなければならないことが
多々あります。内野を守っていてバウンドがグラブの前で突然変化したりした場合、
その変化についていく柔軟なカラダであれば変化についてい行けます。
またバッターボックスではピッチャーの投げたボールが毎回のように自分のカラダの方に
向かってきます。それをうまくかわすのも、カラダの柔軟性がなければよけられません。
また、カラダの柔軟性が優れていれば、超人的なプレーも夢ではありません。
イチロー氏がライトのフェンスを駆け上がり、ホームランボールを何本も阻止した
超人的な守備などは、まさにストレッチのたまものだと思います。
▼肩のストレッチ
真っすぐにのばした右手を左腕で抱え込むようにしてカラダの方に
引きつけて、左側へ引っ張る。この動作を左右交互に行う。
▼背伸びストレッチ
両手を頭のうえで組み手の平を上に向け、軽く上に両手を押し上げ、背伸びするように
やや強く突き上げ、おろすの繰り返しを4~5回繰り返す。
▼胸のストレッチ
カラダの後ろで両手を組み両手を押し上げるようにして胸を張る。
アゴを上げて、胸を開く様なイメージでする。
▼ふくらはぎのストレッチ
足を前後に開き、後ろ側の左足のかかとを地面につけて、左ヒザを伸ばして、
前に出した右ヒザを曲げ行く、同じように左右の足を入れ替え繰り返す。
▼モモのストレッチ
直立の姿勢から右足を後ろに折り曲げて、つま先、または足の甲の部分を右手で持つ。
状態を少し後ろに反らせるようにすると、より効果があります。
左右の足を入れ替え、同じように繰り返す。回数は無理のないように決めてください。
▼モモのストレッチ
地面に腰を下ろして左右に足を広げる、左足のつま先に向かってカラダを倒す、
カラダの硬い人は、無理に倒そうとしないで、徐々に倒していきましょう。
2週間ぐらいでかなり柔らかくなります。同様に反対側も同じようにする。
▼四股(しこ)を踏む
相撲の力士が行う四股を踏む、足を肩幅よりやや広く開き、マタ割の状態から
ヒザに手置いて、右側の足を上げる、高く上げられるだけ上げて、ゆっくりその足を
おろす。再びマタ割の状態から次は逆の左足を同じように上げ下しする。
足を下す時に勢いをつけると足に負担がかかり過ぎますので、ゆっくり下すように
すること。この四股踏みは元横綱の貴乃花氏が健康のために非常に効果があります。
と、ことあるごとに、お話ししています。「四股を踏む」は股関節を柔らかくするだけで
なく、足腰の筋肉をつけるのに、大きな効果があるの、ぜひ取り入れてください。
お相撲さんを見れば、効果はどれほど、分かりますよね!
ストレッチは、ここに紹介したのは、まだ一部ですが専門書や雑誌も出ていますので
仲間で、一緒に何が良いのか話し合って、いろいろとためしてみてください。