バッテリーの配球の狙い、目的に合った配球をしよう!

ピッチャーとしては早めにカウントをとるための 配球をしたいと思っていますが、キャッチャー
も当然そのような配給をしてきます。試合前のキャッチャーとの打ちあわせで相手のデータが
あればそのデータを元に配球をお互いに調整しておき、実際にバッターボックスの構え方や
足の位置などを見て2~3種類の攻め方を話し合っておきます。ピッチャーもマウンドから
見たバッターの欠点などが見えれば、キャッチャーに伝えます。バッターの
構えた雰囲気などを話し合います。

バッテリーの配球の狙い、目的に合った配球をしよう!

バッテリーの配球の狙いとしては!

1、見逃しのストライクをとる.

2、ファウルボールを打たせて、ストライクをとる。

3、「空振りのストライク」をとる。

4、ゴロを打たせて、アウトをとる。

5、フライを打たせてアウトをとる。

とバッターを打ち取る目的がバッテリーにはあります。

 

◆見逃しのストライクをとる方法!

見逃しのストライクをとるなら『一番打てそうもない』バッターが無理してまで手を出さない
アウトコース低めに投げる。困ったときのアウトローです。

◆ファウルボールを打たせて、ストライクをとる方法!

コースいっぱいボールゾーンに投げます。インコースいっぱい、のボールゾーンはカラダが
早く開くため、ファウルボールになりやすいのです。 

◆空振りのストライクをとる方法!

インコース高めにストレートをストライクゾーンギリギリからボールへ投げる。または、低目
いっぱいのボールゾーンに沈む変化球を投げ込む。またはインコースから外角に逃げるように
曲がるスライダーなど!スプリットも有効です。

◆ゴロを打たせ手アウトをとる方法!

ゴロを打たせてアウトの取り方、インコース低め化、真ん中低めに変化球を投げる。
ボールの頭を叩きやすいように、ひざ元に投げる。ゆるいカーブや
チェンジアップで内野ゴロに打ちとる。

◆フライを打たせる方法!

フライを打たせるなら、緩急をつけてインコース高めに、ストレートを投げてから」
アウトコース低めに変化球をなげる。と「手打ち」になり、ポップフライになります。

 

バッテリーは、普段の練習時から、三振の取り方やゴロの打たせ方などチームメイトなどに
聞きながら試してみてください。バッターはそれぞれみんな自分のタイプを分かっていますの
で、タイプが違えば待つ球種もコースも違います。バッターの意見をよく聞いておきましょう。
もちろんキャッチャーとのすり合わせは当然ですが、                   2022年11月15日