ダッシュでキャッチ、素早く回転送球する!

バッターは打ってから1塁まで4秒から、遅くても6秒かかります。
つまり、内野手はこの時間内にファーストに送球しなければ、アウトを捕ることができない。
内野手は打者のインパクトと同時に猛ダッシュで打球に向かって捕りに行きます。

ダッシュ力を利用した回転送球の流れ高度な技術

内野ゴロの場合、野手の送球方向にきたゴロを捕って、ブレーキをかけて送球姿勢を作るのに
時間がかかる。そのため、体勢を立て直すのではなく左側に走った勢いを利用して、左足を
踏み込んだところで、カラダを左に1回転させることで送球姿勢に入る。

 

カラダを左に1回転することで、ブレーキをかけながら、素早く送球姿勢に入りることが
できるのです。右投げの内野手の場合は、走ってきた姿勢で打球をつかんだ後、左足で軽く

ジャンプする感覚で踏み込みカラダを左回転させる、と送球姿勢がうまくできる。

例えば2遊間にユルイゴロが飛んだ場合の野手の動き!

たとえば、足のに速い打者が、ユルイゴロを2遊間に打った場合、遊撃手はアウトを捕るために
どのように動くか、インパクトの瞬間打球方向に向かって勢い良くダッシュします。

ボールを捕ってすぐに送球しなければ、アウトを捕れません。

 

この場合、ゴロを捕球したままの姿勢でカラダを左に一回転させることで、ブレーキを掛けな
がら送球姿勢をつくり送球する。これが回転送球の技術です。このテクニックを身に付けると
守備範囲が広くなり、送球も距離に合わせていろいろな送球方法を練習しましょう。

同じ打球は2度とない、内野手が上手くなるには練習あるのみ!

 特に二遊間、つまり2塁手と遊撃手の連携プレーは数多くのシチュエーションがあります。
お互に組んで練習の時から意識して練習しましょう。例えば、盗塁の時はどちらが入るか
2遊間のゴロの処理の問題、ランナー2塁の場合や、グラブトスの練習など・・・・・。

 

エンゼルスのシモンズ選手も言っています。とにかく多くのゴロを練習しなさいと!
頭で考えるより、カラダが先に反応するようになるまで練習しろ』と言っています。
『何故なら同じ打球は2度とないから、より多くの練習で打球を経験しなさい』と
語っています。