逆シングル(バックハンドキャッチ)で捕球、そのまま送球!

 
クラブチームや少年野球や中学生の野球部で、内野の守備練習で最初に教わるのが
『打球は正面に回り込んで捕りなさい』と今も指導者に言われます。が問題は回り込む
ことで、アウトが捕れなかったら、回り込んで捕る意味がないと言うことになります。

バックハンドキャッチ(逆シングル)からそのまま送球1

バックハンドキャッチからそのまま送球2

つまり、守備と言うのはアウトを捕るために守っている訳ですから、逆シングルで打球を
捕るのは、かなり合理的な手法なのです。回り込む時間を必要とせず、右足を踏み込んで、
ブレーキを掛けながら捕れますので、その右足をそのまま軸足にして送球できます。

逆シングルキャッチ(バックハンドキャッチ)積極的に練習しよう!

つまり、回り込んで正面で捕るよりステップを大きく減らすことができ、短時間で送球
することができると言うことになります。逆シングルで捕る方がアウトにする確率が高いと
言うことになります。少年野球や中学野球の指導者の方も練習に積極的に取り入れてください。

 

もちろん、正面で捕るのは基本ですが、野球で守ると言うことは、いかにしてアウトを
捕るかを、考え守備の技術を学ぶときではないでしょうか!メジャーリーグやプロ野球では
当たり前の逆シングルキャッチ(バックハンドキャッチ)積極的に取り組んでみよう。

まずは、短い送球距離から練習して、身につけよう!

 逆シングルキャッチは右足を前にして捕れば、送球へのステップを最少にできる
合理的なテクニックであります。フィジカルの強さが必要不可欠ですが短い距離から
少しづつ距離を伸ばして行き着実に送球技術を身につけよう。

逆シングルキャッチ(バックハンドキャッチ)のメリット、デメリット!

▼メリット

・逆シングルキャッチは送球方向と逆に走って捕るため右足でブレーキを掛ける形になるが
 その右足は、そのまま軸足として送球できるためステップを最少にでき、時短にできる。

▼デメリット

・下半身の強さと肩の強さが必要である!フィジカルの強さが必要不可欠です。