最高球速を求めるより、平均球速の重要さを知る!

プロ野球もMLBも投手のスピードが160キロ越えの時代になってから久しいですが!日本の
プロ野球でも、ピッチャーが160キロを超えたとか、もうすぐ超えるとか、話題になりますが!
大谷翔平投手が2016年に出した165キロは日本人投手には破られていません、巨人の
チアゴ・ビエイラ投手が2021年166キロをマーク2022年8月末現在までの最速記録です。

最高球速を求めるより、平均球速の重要さを知る!

現役の日本人投手では、佐々木朗希投手(ロッテ)と千賀滉大投手(ソフトバンク)の
164キロが最速です。そ他160キロ越えは13人位(外人含む)はいるようです。大谷選手が
毎試合のように更新していた2014年~2016年頃は大谷選手位しかいませんでしたからね!
これからは、毎年のように記録も更新される時代か来るかもしれませんね!

▲最速を求めるよりも、平均球速の方が重要である!

たまに、最速のスピードボール投げるよりも、スピ―ドボールの平均速度を上げて、投げる
方が先発投手には大事になってきます。今季早々にオリックス戦で完全試合を達成した
佐々木朗希投手のストレートの最速は164キロで、平均球速は159.8キロだった。さらに開幕
からこの試合も含めて、3試合の平均球速は159.1キロとなっています。その後、指の豆をつ
ぶし、ローテーションを2回位飛ばして、8月19日久しぶりに7勝目を挙げましたね!

▲今季大谷投手の平均球速が3キロアップ!

今やメジャーというより、世界のスーパースターになった大谷翔平投手の平均速度を見てみま
しょう。昨季2021年の平均速度は95・6マイル(約154キロ)で、今季は4月21日の登板ま
でで97・6マイル(約157キロ)で昨年よりも2.・0マイル(約3キロ)アップしています。
大谷翔平投手も佐々木朗希投手もメジャーの平均でもトップクラスの平均球速ですね!

ア・ナ両リーグではパイレーツの右腕ミッチ・ケラー投手(26歳)の2・5マイル上昇が
トップです。2位が大谷翔平投手です。パドレスのダルビッシュ有投手(35歳)は両リーグ
9位で0・6マイル(約1キロ)の上昇。で平均95・1マイル(約153キロ)となっています。
MLBの先発投手全体でも、今季のストレートの球速上昇が著しく、米野球データサイト
「ファングラフス」が計測し始めて以降では、今までで最も大きい平均0・4マイル
(約0・6キロ)の上昇のようです。

先発、中継ぎ、クローザー 、平均球速が重要です!

 平均球速を上げていくことによって長期間、高いレベル通用するパフォーマンスを上げる
ことで、どのカテゴリー(先発、中継ぎ、クローザー)の投手でも、平均球速を上げること
は重要である。プロ野球も、メジャーリーグも、高校野球や大学野球など球界全体で投手の
平均球速は年々上がっています。本格派の投手を目指す投手は当然自分の平均値をさらに
上げる努力をしなければなりません。高校生や少年野球の場合はカラダの成長のこともあり、
無理はできませんが指導者と相談しながら進めましょう。

 

特にクローザーの場合は、短いイニングのため100%の力で投げることが多い。
短い時間で出力を上げていくことはいいことですが、先発投手や中継ぎ投手などと同じよう
に力み過ぎず70~80%の力で投げることが高いパフォーマンスを引き出すコツでもある。
常に70~80%の力で投げるコツも練習でしっかりつかみましょう。もちろん試合の流れや、
試合展開などによって力の入れ方も変わってきますが!
もちろん、ギアを上げる場面も必要です。

先発から中継ぎに転向する場合や、またクローザーに転向した場合は、短いイニングでありな
がら一番で大事な場面での登板のため、半端ない緊張感がカラダ全体を襲います。クローザ-の
場合はこの緊張感をうまく自分でコントロールできなければクローザーは務まりません。
ましてや僅差のリードの場合は、投げる前にこの緊張感に負けない強い精神力が必要です。
クローザーも練習時にいろんなシチュエーションを想定し、普段から体験しておきましょう。
中継ぎも同じです。                                                                                             2022年9月5日