大谷翔平1番ピッチャー、
リアル二刀流2安打!メジャー自己最速164キロ!


・オープン戦3月22日(日本時間)パドレス4-1エンゼルス
エンゼルスの大谷翔平投手(26)がメジャー4年目で初めてリアル二刀流で出場を実現させ
ました。初回1番バッターの大谷選手はワンボールからの2球目、高めの153キロをのストレート
をセンター前にヒット、オープン戦初戦から連続安打試合を9試合に伸ばした。

大谷選手進化の二刀流メジャーリーグで始まる

結果、投げては、メジャー自己最速を更新する101・9マイル(約164キロ)を計測し、
4回2安打1失点、2四球5奪三振、打者としては2打数2安打1四球で9試合連続安打とし、打率を
・636(22打数14安打)まで上昇。驚異的な数字をさらに伸ばした。

▲大谷投手の1回から4回までピッチング内容!

初回のマウンドは、先頭打者に甘く入ったスライダーをライト戦に三塁打を打たれ、いきなり
ピンチになるが、2番バッター、タティスを142キロのスプリットで空振りの三振に仕留め、
三番クロネンワースを159キロのストレートでショートゴロに(三塁走者生還)、
4番プロファーを122キロのカーブでセンターフライに打ち取り初回を1失点乗り切った。

 

動画 初回いきなりセンター前にヒットを打つ大谷選手

 

2回のピッチングは先頭打者マイヤーズをスプリットで空振りの三振に打ち取り三者凡退に打ち
取る。三回は、先頭打者に四球を与えた後、見逃がし三振に打ち取り、次打者にライト前に
打たれ、1死1、2塁。2度目の対決となったタティスにツーストライクと追い込んだ後の3球目、
咆哮とともに投げた1球はメジャー自己最速を更新する101・9マイル(約164キロ)。

 

 

も、結果はファウルだったが、最後はスライダーで三塁フライに打ち取る。おじ打者を四球で
歩かせ、2死満塁のピンチなるがプロファーを129キロのカーブで見逃しの三振に打ち取る粘り
のピッチングを見せる。続く4回は三者凡退に打ち取る。2死走者なしから7番
カラテイ二をスプリットで5個目の三振を記録してマウンドを降りる。

 

 

打者では、3回の第2打席で四球を選び5回には2番手のメランソンから左中間を破る強烈な当た
りを打つも、2塁へのスライディングのタイミングが遅れてオーバーランでタッチアウトなった
が、(結果は単打)4試合ぶりの打席でありながら快音を響かせ、強烈な打球を飛ばしている
大谷選手は、調子の良さを継続開幕まで1週間とすこし。特大ホームランのぺーじはこちら

大谷翔平投手のリアル二刀流マドン監督も興奮!

 大谷選手のリアル二刀流の実現でマドン監督も試合後、記者会見で興奮を隠せなかったよ
うです。『非常に際立っていた。自分の役割を完遂した試合だった』と語る。マウンドでは初回
無死三塁のピンチを1点で切り抜け、ストレートは移籍後自己最速となる164キロを計測。
ストレートとカーブのスピード落差は32キロの投球術も光った。

 

 

『球速も制球も良かったし、カーブ、スライダー、スプリット、すべての球種が機能していた。
見ての通り、とてもまとまっていた』と絶賛!打席では2安打。18年のサイ・ヤング賞の
左腕スネルに対して三回の打席では際どいコースをしっかり見送って四球も選んだ。監督は5回に
2番手の右腕から放った鋭い当たりを『弾丸のような打球だった』と形容し
『今日は全てにおいて本当に良かった』と称賛の言葉を惜しまなかった。

▲リアル二刀流は、今月の初めに話し合っていた!

マドン監督はリアル二刀流については、今月初旬の話し合いの中で予定していたという。この日
は敵地到着前に自軍の施設で約10分の室内打撃練習で調整したという大谷選手は、リアル二刀流
について、『自分自身で打って点を取れるなら、それだけで楽になるんじゃないかなと言うか、
取ってもらった点数と言うのは、どうしても大事に大事にしたがるところがあると思うん
ですけど、もし自分で点を取れるなら、ある程度、自分で役割も果たした。

 

と、言う自信もあるのと思うのでよりアグレッシブにマウンドでも攻められるかなと思います』
と二刀流の相乗効果を語った。また公式戦での実現には『そうなるように頑張りたいなと思って
こっちにきましたし、逆に2、3年間、そういう活躍ができなかったというのは期待させてた
だけに不甲斐ないなと言う気持ちは、もちろんあったので、頑張りたいなと思っています』
と意欲を見せた。

 

また3回のタティスに投げた164キロのストレートについては『意識と言うか、いいバッターな
のでやっぱり、注意しないといけないな、と言うのがあるかなと思いますネ』と意図的に
スピードアップさせたことを明かした。さらに『実際に投げてみて、最後のポップフライ
(三飛)も僕の投げ損じなので、ラッキーだなと言うのは正直ある』と投げながら一流の
バッターに対する観察など勉強になることを語っている。

 

チームメイトの現在メジャーリーグで最高の打者と言われるマイク・トラウト外野手がコメント
しています。『今、私たちが試合の中で見ているオオタニは、みんなが見たかったオオタニだ、
彼はついに全てが噛み合い始めていると思う。彼は健康そうだ』と語っています。大谷選手の
充実ぶりをチームメイトたちも理解し、応援しています。