バッティングは基本がない世界!?

 バッティングに関しては基本がないと言うものがない!エッ!と、驚きますよね!
足を上げようが、下げようが、テイクバックをしようがしまいが、要はヒットを打てれば、
それでいいのです。バッティングフォームも自然と選手の望むスタイル、形になっていきます。

バッティングには基本がない世界!?

指導者が無理に変える必要もなく、選手自身にあるヒットを打つメカニック(力学)と選手の
感覚の中にあるタイミング取り方になり、コーチや指導者が変えられるところは少ないのです。
例えば、バットの軌道を修正しようとしても、バッターを振り始めたら、
本人でもコントロールできません。

 

ボールを迎えに、行きがちな選手に指導する場合「軸足にしっかり乗ることを意識してみては」
と、遠回りの修正方法を試みるしか方法がないのです。一番よくないのは「バットを遅れて
出せ」と言葉にしてしまうと選手は、文字通りに解決しようとしてしまいます。

▲バッティングは個性重視を大事にする!

 しかし、結果的にバットが早いのは、始動部分であり肩、上半身が速く開いてしまうために
バットが速く出てしまうのです。つまり、下半身から上半身にパワーを移動まで、つまり
スイングのスタートから直さないとバットを遅くすることができません。

 

つまり、選手では判断できず、コントロール不能になってしまうのですバッティングは選手も
指導者も感覚的なプレーということを前提に、個性を大事にすることが「できない」を
「できる」に変えることであり「上達するコツ」であることを認識することが大事であります。

▲バッティングで回るのは腰ではなく胸部であり上半身である

 バッティングの指導者が、「腰を回せ」と言いますが自分でやってみると分かりますが、
人間の腰は、ほとんど回りません、回るのか腰ではなく大きく回るのは上半身の胸部です。
腰を土台に胸部が動く可動域の大きさが重要になります。

 

腰を含む下半身から回転し、上半身の胸部を回転させ、力を加えていく。つまり足から腰へ
腰から胸部へ胸部から両腕に力を伝える時差が回転力、パワーを生む。そのパワーが両手に
伝わりジャストミートと、なり強烈な打球になるのです。

 

このように、バッティングはいかにバットにパワーを伝えるかが重要なのです。スイングには
力を生むパートが多くあります。トレーニングでそれぞれのパーツをトレーニングで鍛え
ることが大きな、力を生み、しいてはバッティングのパワーになるのです。

▲バッティングのスリーポイント

 1、ステップの力でエネルギーが生まれる
足を上げれば軸足に体重が乗り、これをステップと同時に前足に移動すると、運動エネルーが
生まれます。さらに前足が着地するとブレーキがかかり、運動エネルギーは上半身に伝ります。
これがバッティングのパワーが生まれる瞬間です。

2、後ろ足の蹴りで回転力を生む!
前足に体重が乗ると同時に、後ろ足地面をける。その足はジャンプしたり走ったりするわけでは
ないので、その動きは少しヒネリを加えたものになり、これが股関節の動きを伴って、
ダイナミックな動きをすると大きなパワーを生み出される。

3、バットを引き寄せる動きで加速力を増す。
上半身に伝わったパワーは、最後にバットを振る両手に集まる。この時にカラダから離れた
位置にあったグリップが腕の力でカラダに引き寄せられる。これがバットの動きの初速に関わる
初速が速いと次の動作もそれに乗り、スイングスピードも速くなる。