バッティングに必要な力とメカニックとは!

 

バッティングの始動はスイングから、スイングはまず、下半身から動きます。このとき上半身も
動きますが下半身と同時に動くのではなく、遅れて動くことが大事です。さらに、バットヘッド
は遅れて、最後に出てきます。このように粘るようにカラダを使うことが大事です。


この粘るように上半身から、両腕からバットに伝わり、インパクトまでの間に距離ができる
この距離をバットヘッドが走り、加速し軌道修正をしながらインパクトで強くタタク!
強くタタクようにジャストミートするのがバッティングのコツである。

可動域の大きさがパワーを生み出す!

人間のカラダの筋肉は70%が下半身に集中しています。つまり、バッティングも大きな筋肉が
ある下半身から始動します。バッティングの指導で、よく「腰を回せ」と言ますが、腰は言われ
るほど回りません。大きく回るのは上半身の胸の部分です。つまり胸郭です。

 

下半身(腰)を土台に胸郭が動く可動域の大きさが力を加えていく時間的、空間的な長さに
つながりスイングのパワーとなる。このようにバッティングには、パワーを生むポイントが
多くあります。練習やトレーニングで鍛え改善し前進を目指す。

バッティングの3ッツのポイント
 ステップのパワーで強い打球を放つ!

軸足に全体重を乗せ、前足のステップと同時に全体重がインパクトの瞬間に全パワーがバットに
移りボールに伝わる。つまり運動エネルギーが生まれるのです。前足が着地するとブレーキが
かかり、運動エネルギ―は上半身に伝わり、下半身から生まれたパワーが伝わる。

後ろ足の蹴りで腰・上半身の回転力!

前足に重心が移ると同時に後ろ足は地面を蹴るように、つま先で踏ん張る。その動きは後ろ足を
つま先を曲げてヒネルように踏ん張り股関節を通して強い回転力を生み上半身に伝え、
インパクトの瞬間にパワーを両手に集中する。

バットを引き寄せる力でスイングスピードも速くなる!

下半身から上半身に伝わったパワーをインパクトの瞬間に集約されますが、このときに、
カラダから離れた位置にあったグリップが腕の力で引き寄せられる。この動きがバットの初速に
関わります。初速が速いと当然次の動さも速くなり、スイングも速くなります