盗塁のスタートは、個性的で自由がいい!

 

盗塁は次塁までの短い距離を素早くスタートし、相手の投げるボールより早く次の塁に
着くかの勝負であります。1塁から2塁に盗塁する場合は、プロの場合はピッチャーの
クイックモーションの時間と捕手二塁送球の時間と、盗塁する走者時間の3秒強の勝負です。

盗塁のスタートの切り方イラスト

盗塁するのもそれを阻止するのも、いかに相手より早くできるかのギリギリの勝負である。
1塁から2塁に盗塁するには、スタートのコツは選手によってさまざまです。ただ足が速ければ
良いと言う訳ではありません。ピッチャーとの駆け引き、捕手との騙し合いなどなど・・・。

スタートは自分に合った形を見つけよう!

 盗塁は、いかに早くスタートし、スピードに乗せるかの技術と、ピッチャーとキャッチャーの
送球の技術の戦いでもある。走塁の技術も十人十色さまざまな工夫をして走塁しています。
スタートのコツも実に多様で左足でスタートする選手や右足を起点にするなど・・・。

 

つまり、自分に合うスタートの切り方やタイミングの取り方、人によってみんな違います。
いかに早く次塁に到達するかが問題であって、スタートはそれぞれの個性を生かした形で
良いのですが、共通して言えるのは、素早くカラダを2塁方向に向けると言うことです。

チームでバッテリーを観察し弱点を見つけ、情報を共有する!

試合中にバッテリーのクセやキャッチャーの送球時の特徴などを観察しチームで情報を共有。
特にピッチャーのセットポジションの時間を計ったり、グラブの位置などのクセや
足の動きなどのクセや動作を良く見てチームで情報を共有する。

 

ヒットなどで塁に出た選手は牽制時のクセやカラダの動きなどを観察しチームで話し合い
情報を共有する。ダッグアウトからバッテリ見た感じと一塁ベースから見た感じとでは全然
違いますので、お互いの意見をよくすり合わせてどう攻めるか決めてください。

2塁走者の基本的な考え方・動き方!

 2塁ランナーはワンヒットでホームを狙って1点取るのが基本です。よって三塁ベースを
スムーズに駆け抜けるように、少しレフト方向にふくむように大きめに回る必要があります。
バッターの当たりによっては、ホームを諦めなくてはなりませんが、3塁コーチの的確な
判断、適切な指示が必要不可欠です。

 

2塁ランナーは、得点圏の重要なランナーであるため、得点差やイニングなどの試合展開
などで、次の狙いなど攻め方が変わってきます。監督やコーチの指示に従い状況を理解して
状況の変化に対応。普段からどんな状況でも対応できる技術を身に付けておきましょう。