常に状況を考えないと対応できない野球の戦術!

攻撃側の戦術と守備側の戦術の闘い!

野球は攻撃側と守備側との闘いである。つまり点を取るか、点を取られないように守るか、
の闘いである。攻撃側はアウトを一つ使ってランナーを進める戦術があるが、使える
アウトは3つまでで、進まなければならない塁は4つあるのでアウトが足りません。

攻撃側・守備側も考えないと対応できない野球の戦術

そこで、アウトを使わない進塁方法、盗塁などの戦術を使わなければなりません。リスクと
確実性を状況によって、その時々ケースを考え、戦術を使い分けながらチームで得点を取りに
いきます。終盤に僅差で負けている試合はシビアな作戦を多用して1点を取りにいく。

 

逆に点差が大きく負けている試合の場合は、四死球や長打をきっかけに大量点を取りに行く攻撃
になる。つまり、常に試合の状況が変化するので、状況に合わせて試合展開を考えておく必要が
あります。当然、守備側も攻撃側に対応して封じる戦術を考えてきます。

相手の戦術を読み素早く対応する!

例えば、送りバントが想定される場面の場合バッターはどこに打球を転がしたいのかを考え
それに合わせて守備のフォーメーションをとる。打球を処理する内野手はピッチャーの投球と
同時にダッシュで前進しバントの打球コースを封じる、

 

他の内野手は送球を受け、塁上のランナーやバッターランナーをアウトにするためにベースに
向かう。そのように動けば攻撃側はバントのコースが狭くなり、失敗の確率が高くなる。
このように攻撃と守備側の闘いは試合が終わるまで続きます。

状況の変化を考え、整理して、常にベストの戦術を考えプレーする!

守備のフォーメーションは本来の、打球に備える守備位置を崩して特定の状況に対応する
守備位置を取る。当然、別の打球に対しては穴になる。それに対して攻撃側は当然この穴を
ねらうことを考えてくる。送りバントをからバスターに切り替えることは想像の範囲です。

攻守とも考えて状況を把握しプレーする

が、前にダッシュしてきた野手の横を強い打球で抜けば、バント以上の効果も得られることも
考えられる。このような戦術は基本的にはベンチが指示をしますが『いける』と咄嗟に選手が
判断したら選手側で瞬時に動くことも必要であります。

 

グラウンドで選手が感じ取った感覚は、ベンチでは分からない感覚なので、選手の鋭い感覚に
任せた方が成功率も高い場合が多い。一球ごとに変化する状況を頭で確認して想定される打球に
対する動きを考え、ベンチのサインで意思統一する。と、頭の中を整理してから
プレーすれば、どんな場面になっても慌てなくて済み、結果も良くなる。