外角の低めの対応 ミートの瞬間はカラダの回転を我慢する
ランナーがいる場面では、ピッチャーはバッターの苦手な球種、コースで攻めてきます。
特にバッターの好きなコースや得意なボールは投げてきてくれません。バッターは
最低でも、ランナーを次の塁に進めることを考えなければ、なりません。
ランナーがいる場面などでは、あらゆるボールに対応しなければなりません。アウトコースの
ボールをセンターやライト方向に流し打ちすることは、それほど難しいコースではありません。
アウトコース低めのボールは、バッターの目線からボールまでの距離が一番遠く離れています。
そのため、バットのトップの位置から距離が取りにくいボールで、バットに当てにくい
コースです。ピッチャーから見れば、一番打たれる確率の低いコースのボールと言えます。
バッターにとっても、簡単にヒットに出来るコースではありません。
▼外角低めのコースは、ボールをギリギリまで引き付けて打つ!
一番打ちにくい外角低めコースは、ボールがバッターの目から遠く離れていくのでミートする
確率が非常に低くなります。この場合は、カラダの回転を抑えて、軸足(右足)を我慢して
ボールをしっかり引き付けて打ちます。ミート瞬間にカラダの回転を我慢することがコツです。
外角高めの対応 当たれば飛ぶ外角高めのボール!
外角高めのボールを打つには、センター方向を狙って上からバットを出すと打ちやすく
なります。カラダの使い方で言うと、カラダが前に突っ込まないように(前に行かないように)
軸足(右足)に重心を残しておくことが大事になります。
但し、カラダが早く開いてしまうと、カラダを泳がされてバットの芯にボールが当たる前に、
ヘッドが返ってしまうため、自分のスイングができなくなり、内野ゴロなどの凡打に
なってしまいます。試合の場合、色んなピッチャーと対戦することになります。
中には、アウトコース高め、低め、ばかりに投げてくるピッチャーなど、踏み込んで打たないと
バットが届かない場合があります。ベースよりに踏み出すようにステップすることも頭において
対応しましょう。また変化球ばかり投げるピッチャーなど、様々なピッチャーがいます。
どんなピッチャーと対戦しても、基本はボールを良く見ることが大事です。