バッターボックスで構える前のルーティンの考え方!

 

ルーティンとは野球に限らず、あらゆるスポーツ選手が取り入れている試合前に行う緊張を和ら
げるための儀式のことです。ルーティンは英語で「routine(同じ動作繰り返す)」といつも
決まった動作、仕事、作業などの意味です。ルーティンワークとも言います。

バッターボックスに入る前のルーティンやピッチング動作に入る前のルーティン、野手の打球を
迎える構えの前のルーティンなど選手それぞれの個性があり、TV中継のなどを、注意深く見て
いると、いろんなルーティンが見えてきます。

 

少年野球や高校野球の選手は、プレーの前のルーティンを良く観察して見てください。新しい
発見が見つかりますよ!必ず貴方の参考になりますので、自分の動きに合う、参考になる
ルーティンを見つけましょう。

▲なぜレルーティンが必要なのか?

なぜ、ルーティンが必要なのか、決まったルーティンをすることで、落ち着き、集中することが
大きな目的です。バッターであればピッチャーのボールの読みや狙いをルーティンしながら頭を
整理し、モチベーションを上げていきます。集中が高まったところで構えます。

 

つまり、ルーティンは選手、バッター、ピッチャー、野手それぞれが、ピッチャーが投げる
瞬間に、一気に集中力を高めなければなりません。試合が動く瞬間に、バッター、野手全員が
集中します。バッターが打てばボールが飛びます、ヒットかアウトそれぞれのポジションで
次の行動を瞬時に判断し行動します。

▲プロの選手で有名なのはイチロー選手のルーティン!

ルーティンと言えばイチロー選手が有名ですが、❶打席に入る前にゴルフスイングのような
素振りをする❷軽く屈伸運動をする❸バットの先を投手に向けて❹左手で右肩の袖をめくる
しぐさをしてから構える。2球目からは、❸からこの動作を一球ごとに繰り返す。

 

イチロー選手は打席の前や守備の時に決まった動作をしたり、決まった場所を見ることで
「このルーティンが今できるなら、自分は落ち着いている」と自分がいつも通りの自分である
ことを確認でき、パフォーマンスも一定に保てると確認できるそうです。

 

その他、ほとんどの選手が自分のルーティンを作っています。イチロー選手ほど動作が多くは
ないですが、ソフトバンクの内川聖一選手は打席で構える前に右手でバットの芯を軽く
確認するように触る。などちょっとしたしぐさで自分を落ちつかせるのです。

 

その他、構える前にホームベースを軽く2~3回トントンと叩く選手や構えてから軽く腰を
“ブルッブルット”振ってから構える選手とか、いろんな選手がいます。TV中継を見ているときに
注意してみて、自分の参考にしてみてください。

バッターボックスで構えに入る前のルーティンの考え方

・ホームベースを軽くトントンとたたく!。


・バットを軽く回した後、両足の位置決める。


・2~3回素振りをすした後、足の位置を決め構えに入る。


・大きく深呼吸する、そのあと軽く屈伸を前後にする。


もちろん周りに迷惑をかけなければ、どの様な動きでも問題ありませんが、いろいろやってみて
自分のリズムを作りやすい動作が一番です。いろいろ組み合わせてみて、
自分のルーティンを作って試してみてください。