7度目先発 球速は戻ってきましたが、
今季初黒星、打線は大谷を援護できず!。
▲エンゼルス1-3アスレチック (日本時間5月29日)
日本時間5月29日今季7回目の先発登板。6回まで被安打2、5奪三振の1失点抑える好投も7回に
2者連続で四球を与えてしまい、勝ち越し許してしまい無念の降板。今季初発黒星となった。
エンゼルス打線も援護できずランナーを出すもホームに還せず、相変わらずの貧打を見せた。
前回の登板でフォーシームのスピードが91マイル(146キロ)まで落ち込んだ球速が
それなりの速さを取り戻したことに、マスコミは安堵する報道。
地元紙の『オレンジカウンティレジスター』は、同日付で電子版に「ショウヘイ・オオタニは
改善を示すも、エンゼルスの打者がほぼ何もせず、アスレチックスに敗戦」と題した記事を掲載
「ショウヘイ・オオタニは大丈夫そうだがエンゼルスの攻撃はどうかというと、そうでもない」
と記した。この日の大谷の投球の印象については『オオタニは金曜の夜に、より早い球を投げ、
効率的に7回途中まで投げたことで、前回の登板で球速が落ちたことによる懸念を払拭した』
▲大谷不在のエンゼルス打線の弱さを露呈!
打線が沈黙したことから『粗末な攻撃パフォーマンスが、シャープに見えたオオタニの勝利の
チャンスを犠牲にした』と伝えた。さらに大谷の「速球の平均が94マイル(151キロ)に達し、
96マイル(154.5キロ)以上の速球を8回投げた」と伝えた。93球投げた右腕について、マドン
監督は「とても良かった」述べたと報じた。さらに、この日エンゼルス打線が大谷を援護できな
かったことについて、『この金曜のエンゼルス打線の問題の一因は、オオタニが不在だったこと
である』と話した。敗因は大谷不在の打線と認めている。
トラウトが不在の今、大谷が抜けると、飛車角が抜けた将棋のようなもの。点が取れないことは
監督も分かっているのです。大谷翔平投手は今季はこの登板を含めて7度目の登板ですが、まだ
1勝止まりです。地元紙の『LA.Times』のエンゼルス番ジャックハリス記者は『ショウヘイ・オ
オタニの球速は抜群だった。直球の平均速度は94マイルだ』と評価し、一方で『エンゼルスの
攻撃陣は散々だったね。この21イニングで1点しかとっていないのだから』と
打線の貧打に苦言を呈した。
『AP通信』のグレック・ピーチャム記者は、大谷投手の5月の4回の登板を振り返り、『オオタニ
は4試合の合計で6失点しか許していない。グッドだ』と称賛。エンゼルス打線の『バッター達は
合計で5点しか挙げていないんだ。こちらはノーグッド』と評している。大谷投手がいくら好投し
ても、大谷投手が打たなければ勝てない!とは。もう全てリアル二刀流で出場して自分で打つし
か方法がない。マドン監督は今回リアル二刀流にできなかったことを『オオタニが短い登板で
終わった場合、状態が万全な控え選手が2名しかおらず、状況が難しくなったから」と説明した。
昨日先発93球の熱投!今日は勝負を決める2点タイムリー
▲5月30日(日本時間)2番DH出場
・エンゼルス4-0アスレチックス(日本時間30日・オークランド)
大谷選手は昨日の疲れも見せずアスレチック戦「2番DH出場」5回にレフト前に2点タイムリ―
ヒットを放つと、7回にはセンター前にヒット。今季14度目のマルチヒットをマークしました。
5打数2安打2打点で打率269.先発登板翌日に活躍した大谷について、マドン監督は記者会見で
『いつも驚かされるよ』と称賛していました。
【動画】剛腕モンタスの153キロを左前へ 大谷翔平の2点タイムリー映像
まるで前夜の先発投手として7回まで好投した選手とは思えない大谷選手が打者として躍動。
1点リードの5回2死2,3塁、剛腕モンタス投手の内角えぐる97.1マイル(約156キロ)の
フォーシームをレフト前に技ありの2点タイムリーヒット。さらに、2塁盗塁を決めて今季
7個目の盗塁をマーク。レンドンのライト前ヒットで4点目のホームを駆け抜ける。7回には
1死1塁で打席に入りピッチャーは元同僚のペドロジアン投手から打球速度177キロの
センター前ヒットを放った。5試合ぶりのマルチ安打を記録。
マドン監督は『(状態は)問題なかった。なんというか、いつも驚かされるよ。昨日100球近く
投げて、今日も良い状態だと言っていた。そして見ての通り、あの打撃だ。盗塁も決めたし。
一緒に試合をするのは楽しいよ』と、驚き、大谷選手のタフさに脱帽していた。昨日7回途中まで
100球近く投げて、ナイター登板からデーゲームに出場はほぼ半日の休息を経て今日の
(30日)の指名打者での出場というハードな日程をこなし、チームの連敗を止める活躍!
連日のメジャーリーグのスケジュールを投打、二刀流でこなし、練習の合間に子供達にサインを
してあげ、マスコミの対応・・・と考えただけでも大変だと思いますが、まだ2か月が過ぎたばか
りです。今や世界の二刀流の大谷翔平選手です。今後のますますの活躍に注目しましょう