スター選手が生まれる巡り合わせ!

今やメジャーの顔である大谷翔平選手、今年も二刀流で投打ともに規定打席、規定投球回数を
史上初めての達成。投手で二けた勝利15勝、打者で二けたホームラン30本を記録。など数々
の記録を打ち立てました。投打両方で、メジャーでトップクラスの成績を上げました。
そんな大スターも、日本ハム入団時にはチームの中心選手だった糸井嘉男選手をオリックスに
トレードし、外野手が空き大谷選手は外野手として開幕でスタメン出場!
二刀流のスタートを切りました。

スター選手が生まれる巡り合わせ!

翌年は、最下位でしたが大谷選手は予想をはるかに超える成長で、投打ともに順調に成長
ピッチャーでは160キロ越え、161キロ、162キロ、と投げるごとに記録を出して
いました。2016年は大型戦力誇るソフトバンクに11ゲーム放されたのを投手としてソフト
バンクにぶつけ、大谷選手も期待に応えて、投打で活躍、大逆転優勝を遂げる。日本シリー
ズも接戦の末優勝し日本一に貢献。パリーグの最優秀選手(MVP)になる。

 

大谷選手ほどの選手であれば、糸井選手がトレードしていなくてもチームだけでなく球界の
中心選手になっていたと思いますが、高校を出たばかりの選手ですから、念には念を入れたと
言うことでしょう。この巡り合わせがなければ、違う運命を進んでいたかもしれません。
ソフトバンクやMLBで活躍した川崎宗則選手も、小久保裕紀選手がオープン戦で大怪我をした
ため、開幕スタメンを勝ち取り、ソフトバンクの切込み隊長として活躍、その後
イチロー選手を追ってメジャーに移籍。

▲巨人の坂本選手のデビューは“運”も味方に!

坂本選手は2年目のオープン戦に、二岡智宏選手の怪我により、15試合に出場して1本塁打を
含む打率240、3打点、OPS640を記録しました。前年に、二岡選手が主に5番打者として
打率295,20本塁打、83打点、記録していました。この二岡選手の穴を埋めることは
できませんでしたが、肩の強さで年齢的な衰えによる守備範囲の狭さをカバーしていた、
二岡選手と比較しても。坂本選手の守備の第一歩目のスタートの速さと
守備範囲の広さが抜群であった。

 

その後二岡選手は開幕に何とか間に合いショートを守り、坂本は二塁手として、松井秀樹
選手以来の高卒2年目の10代でスタメン入りを果たした。しかし、二岡遊撃手は試合中に肉離
れを起こして、登録を抹消されたため、坂本選手がショートを守ることになった。そのまま
坂本遊撃手として固定されました。二岡選手が2007年のような成績を残していれば坂本選手は
そのまま2塁手として、成功していたかもしれません。坂本選手には、実力はもちろん、
データでは表現できないインパクトやオーラ、スター選手特有の『運命力』があった。
2022年10月26日