投手の球持ちが良い投手は良いピッチャーなの？

▼打者にとって球持ちが良い投手はなぜ、打ちにくいのか！

ピッチャーの球持ちが良いと、なぜ良いのか、なぜバッターが打ちにくいのか！ボールが
ピッチャーの手から離れる、リリースの瞬間をできるだけ遅くすることで打者は打ちにくい、
なぜかと、言うとリリースが遅ければ遅いほどバッターは球質やスピード感などの判断が
遅くなり、ボールを見て判断する時間短くなり、タイミングがとりにくくなるのです。

球持ちの良いピッチャーはカラダの開きを、ギリ、ギリまで抑えています。つまり、カラダの
開き、右投手の場合い、左足、左腰、左肩とパワーが伝わっていきますがそれぞれの部分が
ギリギリまで開きを我慢し抑えることでよりパワーがリリース時に最大になります。

▲自分のフォームの中で「最適なリリース位置」を探す！

当然、リリースも出来るだけバッターに近いところでリリースするのが球持ちが良いことにな
ります。が、過度に球もちを長くしても球速は低下します。あくまでもリリース時に最大の
パワーが発揮できる位置をピッチャー自身が探し決めなければなりません。

ピッチャーによってカラダも違い、腕の長さも10人10色であり、球もちが良いポイントや
位置は自分フォームに「最適なリリース位置」を探すことが大事になってきます。
ただやみくもに、球もちを長くすれば良いと言うことではありません。

▲球持ちの良さのメリットは？

球持ちが良いよりパワーを指先に集中できるためスピードも出やすく、変化球はより
バッターの近くで、つまり、手元で変化するようになりバッターは打ちにくくなります、
ピッチャーの目的は打者を「打ち取ること」であり、良いい球を投げるのはそのための
手段であることを，頭に入れておきましょう。