メジャーリーグが今季
「飛ばないボール」を使用! 昨年のボールを改良!

MLBが「飛ばないボール」の採用を検討!がスポーツ専門サイトの「ジ・アスレチック」や
AP通信が報じた。大リーグ機構の運営部門のモーガン・スウォード副本部長が各球団に
文書で通達。匿名の球界関係者が内容を公表しました。

その公表によると新しいボールは打球が375フィート(約114メートル)以上飛んだ場合には、
1~2フィート(30センチから60センチ)ほど飛距離がダウンする。AP通信によれば、すでに
レッドソックス、ダイヤモンドバックス、ロッキーズ、マリナーズ、メッツの5球団が新しい
ボールを温度の管理が可能な倉庫で保管している。スポニチアネックスより

 

 

今後このボールを採用する球団10球団に増えるという。MLBはロ-リング社(本社ミズリ州
セントルイス)のボールを公式球として採用しているが、2019年シーズンにリーグ全体で
過去最多となる6776本塁打を記録。これは全打席数の6.6%に相当します。

 

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響で短縮シーズンとなった昨季も6.5%と数値が高かったため
“監視下”に置かれていました。科学者4人によるメジャーリーグの専門委員会は「2019年の
使用球はその前年に使用されていたボールよりも平均的な抗力係数(CD)が弱く、
それが飛距離アップにつながっている」と指摘しました。

 

 

大リーグ側は使用球に対して平均反発係数(COR)の数値を設けているが、ローリング社が
ここ数年製造していたボールは既定の数値の上限を超える傾向にあったされており、同社では
ボールの芯を最初に巻く太目の糸による中心部への圧力を減らすことでCORを低下
させるように改良したと、話しています。

 

 

大リーグ機構はこの改良によってlボールの重さが2.8グラム軽くなっているが、ボールの
大きさには変化がなく、球速に影響しないと主張しています。