インパクトと同時に強く叩く(強く押し込む)!?

 

今でも野球の指導現場ではインパクトと同時に「ボールを押込め」「ボールを強く叩け!」
指導者がら言われる、特に中・高校生の指導者を初め多くの指導者はこの言葉数えきれないほど
選手たちに叫んできたと思います。打撃と言うのは千差万別みんな違います。

バッティングの「ボールを強く叩く」は普遍

「ボール押込む・押込め」と言う言葉の意味はインパクトの瞬間に右腕で押すように伸ばして
押し込むことによって、ボールを加速させてそのままフォロースルーまで振り切ることで最大の
飛距離を出せる。と言うのが「ボールを押しこむ」と言うことである。

 

この「ボールを押し込む」のは、インパクトと同時に右手で(右バッターの場合)ボールを
強く叩く(押し込む)
ではないでしょうか。さる、アメリカの物理学者の研究ではボールは
インパクトの後0.0006秒後に手に衝撃が伝わるため押し込む前にボールはバットから離れる。

 

したがって、右腕を伸ばして力を加えることは出来ない(押し込むことは)と言っています。が
この、インパクトの後と言うのがおかしいのです。後ではなくて、バットに当たると同時に
『ボールくを強く叩く(押し込む)』
のが正解でしょう。

インパクトと同時にボールを強く叩く!

インパクトと同時にボールを芯を捕え「ボールを強く叩けば」当然スイングもスムーズに
できフォロースルーも大きくきれいに振り切れます。つまり強く叩ければ(強く押し込む)
打球は速くなり遠くに飛びます、長打になり、ヒットにも、ホームランにもなるのです。

 

「強く叩く(強く押し込む)」ことは不可能ではありませんインパクトと同時にする意識を
持ってやればよいのです。つまり0.0006秒後ではないのです。インパクトと同時に
「強く叩く(強く押し込む)」
意識が大事である。

 

インパクトの瞬間と「強く叩く(押し込む)」を分けるから、押し込むときにはボールが
離れているなどの意見がでるのです。つまり、インパクトの瞬間を「強く叩く(押し込む)
であり、インパクトの直後に「強く叩く(押し込む)」のではありません。

 ※ボールを強く叩く意識とは

インパクトと同時に、「バットを強くボールにぶつける」意識でインパクトすることである。
例えば、アッパースイングであっても、レベルスイングであってもバットをインパクトの瞬間に
「強くボールにぶつける(叩く・押しこむ)」イメージでスイングすることである。

 打撃理論は多様であり、変化するが「強く叩く意識」は変わらない!

 打撃理論は、同じヒットでも、同じホームランであっても結果は同じホームランでも打球の
飛び方はみんな違います。同じフェンス越えたホームランであっても、そうなった理由は
違います。ボールに与えた推進力が大きかったために、遠くへ飛び結果ホームランなった。

 

かたや、ボールに与えた回転が浮力を生み、飛距離が出る場合もあります。また単純に
フライボール革命のバレルゾーンに入ったためホームランになったりと、つまり打球の論理が
違えば、打ち方も違うのは当然である。また、選手の体格や筋力、カラダの柔軟性ななど・・・

 

選手のさまざまな要素から生まれる。それぞれの選手の力学に合ったスイングを大事にする
ことがスイングの正解である。変化するバッティングの考え方。時代が変わっても、
これから先も『ボールを強く叩く』のがバッティングの基本であり普遍の言葉である。