2度目の先発登板!大荒れの
ピッチングも7奪三振の7四死球 無失点の不思議?

 ・4月21日(水)(日本時間)エンゼルス6ー2レンジャーズ

エンゼルスの大谷翔平投手は本拠地でテキサス・レンジャーズ戦に先発投手として出場。
1066日ぶりの勝利投手を目指して、投球数75から80球をめどに登板しました。が大荒れの
四死球連発の投球で、無失点ながら予定の球数が4回で来てしまいました。

大荒れののピッチングも7四死球七奪三振の無失点の大谷投手の不思議

4回も四球を出すも、要所でスプリットで空振りの三振に仕留め無失点に切り抜け、被安打
1本、四球6個,死球1個、7奪三振、投球数80球で降板しました。5日に今季初登板した時
より指をかばう様にスリークォーター気味に軽く投げてていたように見えました。そのため
球速も160キロ越えは1球もなく最速157キロが最速でした。

▲要所でスプリットで三振に浮いとる!

試合後インタビューで、指に負担をかけないように気を付けたと言っていました。制球は
本人も100点満点で0点ですと言っていましたが、ちょっとお粗末でしたね。肘の手術以来、
昨年の2試合しか投げていないので、まだまだコントロールが戻るには時間がかかり
そうですね!7四死球も出して、無失点に抑えたのはさすがですが!

 

レンジャーズの打線を要所で、伝家の宝刀“スプリット”を多投し7奪三振を奪い、無失点で
切り抜けた。敵将のレンジャーズ監督も『あれだけ四球を出して、要所で三振に取れるのは
さすが、彼はエリートになれる男だ』と絶賛し、自軍のバッターを自ら分析した。

▲敵将の監督は大谷投手を絶賛!

『優れた速球とスプリッターをもっていて、我々に対してはタフなピッチングだったね。
外角低めの速球の後に、手が付けられないスプリッターを投げてきたからお手上げさ』と語り、
さらに『間違いなくさらなるエリートになれる男だ』と絶賛した。

 

レンジャーズのウッドワード監督は自軍のバッターの対応と大谷の攻めを分析を口にしました。
『我々のバッター達もかなり良かったと思う。ただ、あれだけ打者を歩かせて抑える
とはネ・・。かなりチャンスはあったと思うが、オオタニは大事なところで質の高い
投球をしていた。要所を締めた当たりは流石だし、効果的だったと思う』と語った。

 

後2~3回先発すれば、ピッチングの感などは戻ってくると思うが、マドン監督が言うように
順調に球数を増やしていけば、問題ないと、無理をさせずに予定通りに進める方針であること
を語っています。無理をさせてヒジ通を再発させないことが一番です。

▲6四球7奪三振、無失点はノーラン・ライアン以来の記録!

 6四球7奪三振、無失点の独り相撲演じた大谷投手ですが「6四球以上7奪三振以上で無失点」の
記録は、あの伝説の大投手ノーラン・ライアン以来の43年ぶりの記録だそうです。ノーラン・
ライアンは6四球以上・7奪三振以上という試合57回も記録しているとエンゼルスの
専門メディア『Halos Heaven』のエリック・ステフェン記者は語っています。

 

『メジャー通算324勝&5714奪三振という球史に残る大投手と同様の記録を残した大谷投手の
ピッチングは責められる内容ではないと言える。さらに言えば、過去4イニングまでに6四球
以上・7奪三振を記録した選手は一人もいない。つまり、オオタニは歴史の中で唯一無二の
存在となったのだ。まだ落とすべきサビはあるが、彼の持っている可能性は素晴らしく
期待せずにはいられない』と語った。

▲翌日22日(日本時間)日米通算100号ホームラン!

登板の翌日22(日本時間)拠地テキサス・レンジャーズ戦で「2番・指名打者」として先発
出場し3回2死走者なしの第2打席、相手の先発のマイク・フォルテネービッチ投手のスライ
ダーを捉えて、右翼スタンドに飛び込む第5号ソロ本塁打を放ち、このホームランが
日米通算100号本塁打と記念すべきホームランになりました。

▲大谷投手次回登板は27日(日本時間)のレンジャーズ戦!

ジョーマドン監督はオンライン記者会見で大谷投手の次回登板について言及。27日(日本時間)
のレンジャーズ戦に先発する可能性があるとことを問われると「イエス、イエス」と
答えた。21日の前回登板から中5日となる予定であることを語った。

 

4月の5日と21日(日本時間)の二試合に先発し、合計8回2/3を投げ、被安打3の
奪三振14、自責点1、防御率1,04をマークし、四死球11を記録しています。長打は0に
抑えています。打者としては、4月22日(日本時間)までの成績は、打率..310
(58打数18安打)、5本塁打。13打点、2盗塁を残している。