西武の松阪大輔投手の引退試合の1日!

▲西武の松阪大輔投手が試合前に、涙の引退会見!

2021年10月19日(火)埼玉県所沢市内の球団施設で、今日の引退試合に先発登板する。
松阪大輔投手が(41)が試合前に引退記者会見を開いた。松阪投手は背番号18を付けたユニ
ホーム姿で記者の前に登場し、涙を流す場面もあり長い野球人生で苦しいことも楽しいことも、 
走馬灯のように脳裏を駆け巡っていたのでしょう。時折声を詰まらせる場面や笑顔を見せる
場面など見せながら質問に答えていました。『これ以上、だめな姿を見せちゃいけないと
思っていた』
と引退の苦しい胸の内を語っていた。

平成の怪物!松阪大輔引退試合の1日イラスト

「松阪世代」と呼ばれたことについて

1980年度生まれの『松阪世代』については『恵まれた世代だった。本当にみんな仲が良かった
ですし言葉に出さなくても分かり合えることはあった。『松阪世代』と名前がついていました
けど、自分が松阪世代と言われるのはあまり好きではなかった。僕の周りの同世代みんなが、
それを嫌がらなかったおかげで、先頭を走ってくることができたと言うんですかね。みんなの
接し方がありがたかったなって思う。それと同時に自分の名前が付く以上その世代のトップで
なければならないと思いやってきた。それがあったからあきらめずに、ここまでやって
これたかなと思う』と輝かしいキャリアのモチベーションだったことを語った。

引退試合

西武2―6日本ハム(10月19日(火)メットライフドーム)1回表先発の松阪大輔投手が
マウンドに上がり、バッターは横浜高校の後輩である日本ハムの近藤健介外野手(28)である
スピードは見る影もありませんでしたが、最速118キロ台で、5球全てが110キロ台のスピード
ながらあの松阪投手が、全力で腕を振り5球を投げ切ってくれた。ほしくもフォアボールに
なったが、何とか、ストライクゾーンの近くにはボールは行っていた。

▲試合後

松阪投手が試合後のテレビのインタビューで、スピ―ドだけならもう少し出るがボールがどこに
行くのか分からないので、コントロールできるのは110キロ台が“せぃー杯”のスピードです。と
答えていました。ボールをコントロール出来なくなくなっていることを明かしています。当然
ツイッターは松阪に感謝の言葉で埋めつくされていました。ワインドアップのモーションから
投げる松坂大輔投手の美しい投球フォームはデビュー当時と変わっていません。日本ハムの
近藤選手は先輩でもある松阪投手の最後のバッターとして立ち『僕の宝物です』と
憧れの先輩に感謝していました。

西武松坂が試合後に場内一周、マウンドに涙の別れ!
 胴上げに対戦相手の日本ハム選手も参加!

引退試合が終了後、慣れ親しんだ球場を名残り惜しそうにゆっくりと一周し9523人のファンに
別れを告げた西武ナインが三塁側ベンチ前に整列すると、松阪は帽子取って手を振りながら、
三塁側の内野席からグラウンドを時計回りに歩を薄め、スタンドに向かって何度も一礼。
一塁側の日本ハムのベンチ前では、栗山監督をはじめナイン、横浜高校の後輩である
近藤選手らと握手を交わした。

その後はマウンドに向かい、目に涙を浮かべながら右手でそっとプレートに触れ長い間
お世話になったプレートに別れを告げた。最後はセブナインだけではなく、日本ハムナインも
参加した輪の中でン胴上げが始まり、回りにいたOBたちも参加して胴上げを5度宙に舞い、
最後ははじける笑顔で周囲に感謝を伝えた。