右投げ左打ちの打バッターの攻め方！
左手の押し込みが弱いのでインハイで詰まらせる！
年々増えている右投げ左打ち、元々右利きの打者が左打ちになることから、どうしても左腕の
力が、いくら鍛えても右腕の力を超えられません。生まれたときから右利きだったのですから
無理もありませんが、右腕の力に追いつくには時間が掛かります。
左打ちの場合左腕がバットのヘッドを返すときに、左腕の力が弱いとヘッドをうまく返せず
ライト方面に引っ張る強い打球が打てません。このような打者には、インハイの速い球で
詰まらせて、三遊間へゴロを打たせて打ち取ろう。
右投げ左打ちの選手は俊足の選手が多い！
右打者から左打者にかえるには元々足の速い選手が多い、つまり右打者より左打者の方が
一塁に２～３歩近くなりますので足の速い打者であれば右打者ではアウトになるが左打者で
あればセーフになる確率の打球が増える。つまり安打が多くなると言うことになります。
そのため野球を始めた小学生の頃から右投げ左打ちに変える選手が多くなってきているのです。
有名な選手では、イチローを初めエンゼルスの大谷選手なども野球を始めた頃からお父さんに
言われて左打ちに変えたそうです。その他、有名選手いっぱいいます。
右投げ左打ちに変えた有名なプロ野球選手！
イチローを初め松井秀喜、青木宣親、高橋由伸、阿部慎之助、福留孝介、柳田悠岐、筒香嘉智
亀井義行.等々。日本ハムの清宮幸太郎らがいる。が数え切れないほど右投左打ちの選手が多い。
この傾向はメジャーリーグでも圧倒的に右投げ左打ちに変えた選手が多い。
また、１９８７～２０１６年に大リーグでプレーした野手９２３０人を調べた結果。
生涯成績で３割打者になる確率は「左投げ左打ち」の選手が２位で、最も多かったの選手が
『右投げ左打ち』の選手で、２位の「左投げ左打ち」のなんと５倍と大きく差をつけています。
さらに驚くのは『右投げ右打ち』の選手の１３２倍と圧倒的な数字です。またメジャーリーグの
野球殿堂入りした選手の確率でも２位の『右投げ両打』の２倍と言う成功率の高さです。
高校野球でも大学野球でも『右投げ左打ち』の打者は増えているのは当たり前のようです。
『右投げ左打ち』に変えるメリット！
１、左のバッターボックスから一塁まで近いうえ、バットスイングも一塁方向に向くため
右打者より早くスタートが切れるため右打者よりセーフになる確率が高い。
２、右投げの利点として、全てのポジションを守ることができるため、出場機会が多くなる。
左投げは、ピッチャー、一塁手、外野手に限られる。
３、左打者の利点は、右打者が多いためピッチャーは左打者との対戦経験や投球練習が
少なくなり、左打者が有利になり易い。
上記のことから少年野球から右投げ左打ちに変える選手が増えているのです。これからも
変える選手がさらに加速すると思います。『今まで、左利きは左打ちと言う常識は通用しない。
子供達には右打ちと左打ちの両方を練習させて好きな方を選ばせると良いでしょう』と
｛アムステルダム大学のデビッド・マン教授（スポーツ医学）｝と語っています。
