外野手の送球は大きな力、大きなフォームが必要!

外野手の送球は内野手と違って、長い距離を投げるためスローイングは全身を使って、
大きなフォームでなげる必要があります。具体的に言うと、ゴロを捕球してカラダを立て直し、
軽く跳ぶようなイメージで踏み出して、振りかぶる姿勢をつくる。

外野手のゴロの捕球から送球までの動きのイラスト           
外野からの送球は「ゴロを捕球」→「グラブ側の足をステップ」→「大きく振りかぶる」
→「スローイング」
と全身を使って投げる。この時に軸足のヒザが曲がったり、投げる方の
腕が必要以上に上下しないように注意する。

 

振りかぶって投げる時に注意しなければいけない事は、ピッチングに近いくらいの
大きなパワーが必要なのですが、ピッチャーと違って、中継に入る野手が受け取りやすい
ボールを投げることが重用だと言うことです。しかも1秒でも早く送球しなくてはなりません。

外野ゴロの捕球してから送球までリズム・スピードが重要!

外野ゴロは、内野手と違って正面で捕球するのではなくグラブをつけている手がある方で
(右投げであれば左手、左投げであれば右手)捕る。外野手の場合は投げる距離が長いため
大きなフォームで投げないとボールが投げられず、相手に届きません。

 

さらに、捕球からスローイングに移るのに、前進して捕球したあと勢いを止めて送球姿勢を
作らなければなりません。さらにピッチングに近い大きなフォームで狙いを定めて投げます。
しかも、1塁や2塁、3塁のランナーとの競争になる場面が多々あります。

外野手は常に頭を使って準備をしておこう!

 そのランナーをレーザービームの送球でアウトにするのが外野手の醍醐味でもあります。
また、本塁でアウトにする捕殺や、外野ゴロのヒットで、一塁ランナーをアウトにするなど
外野手ならではの、強肩で矢のような快速球でランナーを射止めるのも痛快です。

 

このように外野手は、捕球からスローイングまで、スピーディーな動きが求められます。
また、上記のように、ゲームを左右する場面が多くあります。外野手の守備範囲は広大であり、
少しでもタイミングや判断を間違えると致命傷になります。頭を使って準備しましょう。