大きく、深い外野フライの追い方、捕球技術!

外野フライで一番、難しいの頭上を越えて飛んだボールを捕球することです。このときは
直ぐに半身になりボールの延長線上より少し左右にずれて走ります。ボールに対して右側を
走る場合は左上を半身になて見ます、落下地点が予測して、打球から目を切って背走する。

素早く落下地点まで背走してシングルキャッチ イラスト

一気に落下地点に背走し半身になって打球を捕る。どのようなフライでも延長線上では
捕球がし難いので少しずれることで捕球しやすくなります。やってはいけない事は真後ろに
あとずさりするようなボールの追い方ではボールに追いつきません!

 

広い外野への打球は、素早く追わないと間に合いません。また予測が甘いと打球を
見失う恐れがありますので普段の練習から打球の予測、落下地点までの背走の訓練はカラダ
に叩き込んでおきましょう。

自分の頭上の延長線上の打球を捕球する練習方法!

 ▼頭上を越えるノックを打ってもらい、そのボール追いかけ捕球する練習!

最初は、自分の後ろにボールを上げてもらい、少しづつ距離を伸ばしていく。
背走は、左肩の方からボールを見ながら落下地点まで背走をして捕球する練習をする。
つぎは、反対の右側からボールを見ながら同じように捕球する練習をします。

 

上記の練習がある程度できたら、大きい深い打球の場合、打球の落下地点予測し、
目を切って一気に背走して、再度、半身になって打球を捕球する練習ですが予測が甘いと
打球を見失ってしまいます。このテクニックは技術的に難しいので時間がかかります。

 

ただし外野手には必須の技術です。練習で7~8割出来るようになったら練習試合で
ためしてみましょう。練習試合である程度できれば、試合で思い切ってやってみましょう。
このような技術は、頭とカラダが思うように動かないとできません。

フィジカルがしっかりしていないと、背走技術は習得できない!

つまり、フィジカルが重要になってきます。背走してしかも俊敏さが必要不可欠です。
不安定な姿勢でも倒れない体幹の強さ、半身でボールを追い、捕って投げる、下半身の
強靭さや、軸足の踏ん張る力など、フィジカルが守備をうまくします。

 

この練習をすると、ボールを見ないで背走するため、フライの見極めが上達します。
落下地点で、半身なって捕球することが上手くなり、カラダのバランスの悪い状態でも
捕球が苦にならなくなる。さらに、守備範囲が広くなり、空間認識能力が良くなる。
つまり、外野フライの位置認識が鍛えられ、フライの見極めが容易なります。