得点につながる2塁ランナーのリード!

 

2塁ランナーはワンヒットで本塁生還を狙うのが基本です。また、アウトカウントによって
リードの位置を変えることが必要です。ノーアウトランナー2塁場合とワンアウト2塁の
場合は内野ゴロでも3塁に間に合うように直線的にリードし2塁と3塁のライン上を走る。

二塁ランナーの走塁イラスト

基本的なリードのし方は、➊で一次リードをとりピッチャーの動きを見る➋ピッチャーが
ホームに投げると分かったら前足を踏み出す。❸で軽く小さくステップ、ここでバッターが
打つか、打たないかを確認する❹で着地バッターが打ったら打球を確認し3塁方向にスタート。
空振りや、見送りの場合、キャッチャーが捕球したら、素早くもどる。

▼ツーアウトランナー2塁の場合はのリードの取り方!

 ツーアウトの場合は、送りバントもないし、進塁打もありません。したがって内野ゴロで
3塁に送球がくることはありません。ランナーはワンヒットでホームまで走れるように少し
レフト方向に膨らんで大きく回る必要があります。リードも少しラインより後ろにとる。
(図1-2)を参照

▼二塁ランナーが回るように動くリードと帰塁!

レフト側に膨らむような形で、直線的にリードする、ピッチャーが投げると同時に
三塁方向に2~3歩でて、バッターが打ったら回るように走り三塁をスムーズに回れるように
レフト側にふくらんで回る。打たなければ帰塁する。(図1-2)を参照

▼チャンスがあれば一気にホームまで狙う!

 二塁ランナーは、チームにとって得点圏の重要なランナーである、得点差やイニングなどの
試合展開によって作戦や狙いも変わってきます。常に変化する状況を良く把握することが
大事になってきます。

 送りバンドの場合は直線的に3塁に向かってダッシュ!

二塁ランナーは、状況によっては三塁だけを狙う送りバントなどがあります。ノーアウト
二塁の場合に、どうしても一点ほしい試合展開の場合、二塁ランナーを送りバントで三塁に
送り、犠牲フライで一点とるか、右方向への内野ゴロで1点を取りに行く作戦です。

 

このときには、レフト側に膨らんでいては、無駄な距離を走ることになり時間が掛かって
しまいますので、最短距離である直線的に走るのが正解であります。ランナー二塁での
送りバントや内野ゴロでの進塁は、シビアでギリギリのプレーなので打球判断が重要です。
(図1-1)を参照

 

二塁走者の走り方、➊三塁に走る場合は最短距離を走るために塁間上でリードする。
➋ピッチャーの投球2~3歩リードをとる。❸打球の方向を確認し、直線的にライン上を
三塁に向かって走る。❹送球され、タッチプレイがあるときはスライディングでかわす。

▼ピッチャーの守備に注意!

 2塁での送りバントはサードの選手が捕球すれば、攻撃側に有利ですが、ピッチャーが捕ると
3塁への送球もあり、ピッチャーのフィールディング能力に左右されます。一塁線にバントの
場合は、捕手に近いところに落とせば成功率は高くなります、サードにとらせるのがセオリー。