大谷翔平選手の“賞タイム”
いよいよ大詰め「エドガー・マルティネス賞」受賞!

今季最も活躍した「指名打者・DH」の贈られる「エドガー・マルティネス賞」の受賞に
エンゼルスの大谷翔平選手が選ばれました。1973年から表彰が始まり、日本人選手では初めて
の受賞です。またア・リーグ最優秀選手(MVP)と同時に受賞したのは、大リーグ史上初の
偉業です。歴史的な活躍見せた大谷翔平選手の“賞タイム”は11冠目となり
大リーグ最後の賞となります。

大谷選手“賞タイム”11冠で終了!イラスト

MLBネットワーク番組では「大谷はシャイニング(光り輝く)スターだ。彼が大リーグで
やりたかったこと(二刀流)も見事に成し遂げた」とコメンテータのプリーサック氏が
絶賛しました。また、ロッキーズなどでGMをしていたオダウド氏は『大谷はエリ―ト級の
投手。投手としてプレーをしていなかったら、どうなっていたか想像できるか?26盗塁も記録
している選手が回野手として毎日プレーしていたら、どんな数字を残していたか』語った。

▲最も活躍したDHに贈られるエドガー・マルティネス賞

1973年に創設。マリナーズ一筋で主にDHとして通算打率・315、309本塁打、
1261打点を記録したマルティネス氏が引退した2004年に、功績をたたえて名前を冠し
た賞に変更されました。この賞は、エンゼルスの選手として、受賞するのは初めてである

大谷翔平選手は今季155試合に出場し、DHでは126試合で先発出場。打率・257、
46本塁打、26二塁打、8三塁打、26盗塁、103得点、100打点と圧巻の成績を残し
ました。MLBの賞をほぼ総なめにした大谷選手ですが、来季が活躍が待ちどうしいですね!

残る賞はスポーツ界の年間最優秀選手賞!

米スポーツ・イラストレーテッド誌選出による「スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー」、
つまりスポーツ界の年間最優秀選手賞です。1954年に同賞が制定されて以来、フィールド内外で
勝者となった選手を選出。競技の実績以外に社会的貢献も重視し「活動家のアスリート大賞」
ともいわれています。(12月8日発表)

 

今季の二刀流での歴史的な活躍の影響は野球界だけにとどまらない。今後はスポーツ界全体の
年間最優秀選手を選ぶスポーツ・イラストレーテッド誌選出の「スポーツパーソン・オブ・
ザ・イヤー」はもちろん、その年の出来事に最も影響を与えた人物を選ぶTIME誌選出の
「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にも候補者として入っている。歴史的シーズンを完走した
大谷翔平選手は球界を超え、新たな勲章も手にする可能性は十分にあります。