熱中症には、みんなで十分注意しよう！

熱中症には、みんなで十分注意しよう！

熱中症とは、暑い環境や熱の下がりにくい環境で起こる、カラダが異常になることを言う。
真夏の炎天下で具合が悪くなったり、倒れたりする状態を日射病になったと言われていました。
今は真夏に暑い環境で発生する障害を総称して、下記の4種類を、熱中症と言います。

➊熱失神

血圧が低下し、顔面蒼白になり、めまいや失神が起きる。

➋熱疲労

脱水症状になり、頭痛やめまいが起こり、さらに、吐き気などがみられる。
意識障害など発生したら、直ぐに病院で治療してもらいましょう。

❸熱ケイレン

汗をかいたあとに、水分しか補給しなかったために、血液中の塩分濃度が低下し、
筋肉に痛みと、ケイレンが起こる。

❹熱射病

体温が急激に上昇して、様々な意識障害が発生する。野球は野外でするスポーツです。
夏場に高温多湿の環境の中で、長い時間、練習や試合を行うとカラダに異常が起こり
熱中症を発症します。この場合は、病院で治療してもらいましょう。

熱中症の予防と熱中症になった場合の対処方法！

熱中症の基本的な予防はカラダの熱がこもりにくい環境に避難したうえで、水分補給や
糖分の摂取をすることです。また熱ケイレン対策には、塩分が必要ですので、スポーツ
ドリンクを飲むことをお勧めします。自力で水分補給が無理な場合は、水分を点滴で補充。

また、真夏の練習や試合の場合は、汗をかいたらすぐに着替えましょう。練習前、
試合前には必ず水分補給を忘れずに、のどの渇きを感じたらすぐに水分補給をしましょう、
とにかく水分はこまめに補給することを心がけましょう。

重症な状態で、体温が40℃超えると、体温調節を担う脳の体温中枢が機能しなくなり
ますので、重症だと気ずいたら、すぐに病院に連れていき診察を受けさせましょう。
ぬるま湯皮膚に吹きかけて扇風機で送風して冷やす方法や、胃や膀胱内へ
冷水を注入する方法などがありますので、お医者さんに相談しましょう。