カラダをつくる栄養をしっかりとろう!

 

成長期の皆さんは、栄養のある物を食べて、野球の出来るからだを作ることが大事です。
毎日の食事はカラダを作る大切な、補給限です。成長期の皆さんはしっかりと栄養を
取らなければ、いけません!毎日きちんと食事をすることで、練習で消耗した
エネルギーが補充され、疲労した筋肉などを回復させます。

食事も成長期の皆さんには、大切な基礎トレーニングなのです。基本的に人間は
生まれてから、20歳までを成長期と言う、つまり20歳までには、肉体的、精神的に
成長期であり、個人差はありますが20歳でほぼ人間の基礎が出来上がるとみられています。

 

ここでは、皆さん必要な栄養素には、どんなものなのか、考えてみましょう。
栄養素には、炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンの5つがあります。
この5つの栄養が、カラダを動かすエネルギーの源となり、カラダをつくる、カラダの
コンディションを整える役割を果たし、皆さんのカラダをつくってくれます。

栄養素の説明

 ▼炭水化物

高い運動のエネルギー源として食べる、ごはんやパン、めん類、いも類、砂糖、などは
車で言えば、ガソリンの役割です。また、脳が働くためのエネルギー源でもあり、不足する
と集中力の低下を招きます。野球はひとつのボールで、ピッチャーが投げて、バッターが
打ち8人が守ってゲームが始まります。ボールは、あっちこっちにに動きます。

 

ボールを追いかけ、相手をいかにしてアウトにするか、常に考えています。選手はもちろん
監督もコーチも、つまりチーム対チームの戦いなのです。どんなスポーツにも言えますが!
バッターボックスに立つときには、ピッチャーとの駆け引きがあります。

ピッチャーがリリースして0.4~0.5秒でバッターの前を通過します。つまりピッチャー
とは一瞬の駆け引きで、その一瞬に脳を集中させるのです。エネルギーを一気に使います。
炭水化物は、筋肉や肝臓にグリコーゲンと言う形で蓄えられていますが、脂肪にぐらべて
量が少ないので、練習や試合後には食事で、しっかりと補充しておきましょう。

▼糖質

サラダ油などの油や、肉塁、卵、バター、などの乳製品の中の脂肪に含まれている、
炭水化物のごはん、めん類、いも類、などの倍以上のエネルギーを生みだす高いエネルギー源です。ジョギングや歩行、など長く続けられる中程度の運動を一定時間以上続けた場合に
使われるエネルギーです。カラダにとっては、大変重要なエネルギーです。が!

 

余分に摂取してしまうと、体内に蓄えられ、成人病になったり、体重増加により
故障の原因になりますので、注意をしてください。最近は、デブが流行っているようですが
早く終わってほしいですね!デブが無理して踊ったり、怒鳴ったり、勘弁してほしいですね。
腹の周りに脂肪がつきすぎてしまうと腰の回転が悪くなり、鋭い打球がうてませんよ!

▼タンパク質

肉類や魚、卵、乳製品、大豆製品などに多く含まれている、タンパク質は血液や筋肉、
じん帯など他、爪や骨、髪の毛、皮膚などカラダを構成している、全ての要素を作って
いるのがタンパク質です。運動量によって摂取量を多くすると筋肉量が増えて
パワーやスピードを向上させることができます。

▼ミネラル

骨をつくるカルシウムや血液の材料となる鉄などがミネラルの大表的な栄養素と言えます。
カルシウムは乳製品やメザシなどの魚に含まれ、骨や歯をつくる役割の他に筋肉の
収縮を円滑にするという働きも担っています。血液中のカルシウムが不足すると、
その不足分が骨から補われて骨がもろくなります。

 

筋肉中のカルシウムが不足するとケイレンや筋肉痛の原因になりますので注意が必要です。
鉄は吸収しにくい上に、汗をかいても失われるため意識的に摂らないといけません。
レバーやホウレン草などに多く含まれていますので、積極的に食べましょう。

▼ビタミン

ビタミンBもビタミンCも水溶性のため、体内に長時間とどめられないので、
毎食しっかり取るようにしましょう!ビタミンはタンパク質や炭水化物がしっかり働けるように手助けしてくれます、さらに故障やケガの予防をしてくれ、他の栄養素との調整役を
してくれる栄養素です。ビタミン群は数多くありますが重要なビタミンはBとCです。